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2019/7/9 (火)
さいたま市桜区のK様邸で屋根塗装と外壁塗装が着工

さいたま市桜区のK様邸で屋根塗装と外壁塗装が着工    さいたま市桜区のK様邸で屋根塗装と外壁塗装が着工

 

 さいたま市桜区のK様邸で屋根塗装と外壁塗装、コーキング打替、ベランダ防水トップコートが着工しました。昨日足場の設置を行い、本日は高圧洗浄が完了しました。2日連続で煩くなり、ご近所の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。築22年のお住まいで初めての塗装です。
主な施工内容は以下の通りです。
 屋根は平板スレートで、塗膜は殆ど無くなりコケの発生や屋根板金の釘浮も多数発生していました。
 釘浮を補修し、エスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコンで塗り替えます。この塗料は遮熱タイプなので地球温暖化対策としてさいたま市から補助金が受けられます
 遮熱塗料は太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれますので真夏には良いと思います。
 破風・鼻隠やモールも殆ど塗膜は残っていませんでした。ジョイント部分隙間が有り雨水が侵入しているため軒天に雨もり染みが見られました。
 隙間補修後にエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン、軒天は日本ペイント株式会社のケンエースで塗り替えます。
 外壁は2種類の窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で塗装面はチョーキングが発生していました。
 チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。そのため僅かですが外壁に反りが見られました。
 この様な場合は注意が必要です。無理にビス留してしまうとそこから30㎝前後の所からひび割れが発生するからです。
 窯業系サイディングボードは微細な木片や繊維と石膏やセメント、接着剤を混ぜて圧力を掛け固めたものです。表面は塗装されていますが側面や裏側は無塗装の状態なので雨水の侵入により湿気で無塗装部分は膨張します。これが反りの原因です。
 また怖いのは表面の塗装膜も経年劣化により弱ると雨水が染み込みます。雨水の侵入と乾燥を繰り返したため元の粉に戻ってしまう事です。ですから定期的なメンテナンスは欠かせません。
 コーキングも劣化が激しく剥離やひび割れが発生し、中のジョイントハットも見えていました。かなり雨水が侵入しているようでた。
 外壁は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップでツートンカラーに塗り替えます。コーキングはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで打替を行います。
 ベランダ防水はトップコートが荒れていましたが、基材のFRP(繊維強化プラスチック)はダメージが少ないためトップコートの塗り替えだけ行います。
 このところ天候不良で湿度も高過ぎるので2日程度乾燥させてから塗装の工程に入ります。宜しくお願いします。