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さいたま市南区のI様邸でコーキングの打替を本日と明後日の2日をかけて行います。コーキング打替はサイディング外壁にとっては宿命で、必ずきちんと行わないと隙間が空いたり亀裂が発生し、そこから雨水が入ってしまい、内部の木部を腐らせたりサイディングを脆くしたり、酷い場合はサイディング外壁が反り返ってしまったりという問題が発生します。
コーキングの上から塗装すると、コーキング剤と外壁塗料は膨張率の違いから破れる事が有ります。シーベースでは外壁塗装の後にコーキングを打替る様にお勧めしています。
工程は以下の様になります。
1.古いコーキングはカットしながらペンチ等で剥がします。剥し残しの無いように注意します。
2.埃や剥し残しが有ると接着不良を起こします。汚れを徹底的に落とします。
3.コーキングが長持ちする様に、ボンドブレーカーを貼ります。ジョイント金物やバックアップ材がコーキングを弾く材質の場合は必要ないのですが、そうでない場合は必ずボンドブレーカーを貼ります。こうする事でコーキング材が内部に引っ張られる事を防ぎ、結果的に長持ちするのです。
4.プライマーやコーキング材で外壁を汚さぬ様にテープで養生します。
5.コーキング材とサイディング材の接着を良くする様にプライマー(接着剤)を塗ります。
6.コーキング材を充填します。ゆっくり滑らかに、均一な量を打って行きます。
7.ヘラで表面をきれいに均し、余分なコーキング材を取ります。