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屋根や外壁の塗装替えでは、材料だけでなく色選びも大切です。
色選びのポイントは面積効果に気を付けることです。
小さな色見本で見た色と、大きな面積に塗られた実際の色では違いがあります。
明るい色は小さな面積より大きな面積の方が、明度と彩度が高く感じられ、暗い色は明度がより低く感じられます。
色見本はなるべく大きなものを使い、実際の色とイメージが違わないようにすべきです。
カラーシュミレーションをすることや、太陽の下でも見るなどして、実際のイメージをつかむことが必要です。
屋根や外壁の色選びでは周りの色調も考慮する必要があります。
自分の好みの色よりも、その色が周辺環境と調和するかを基準に色を選んだ方がうまくいきます。
色は3つの属性により表現されます。
色相、明度、彩度です。
色相はグレー系であれば、日本のほとんどの場所で調和します。
グレーは日本の気候風土と合った色相です。
明度と彩度を合わせてトーンといいます。
トーンは両極端を避け、中間の値とすることで周囲と調和します。
自分の家の個性を出すには屋根や外壁の色を奇抜にするのではなく、外に置かれた車の色、整えられた植栽、季節に咲く花々によって十分に可能です。