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さいたま市中央区、M様邸で屋根塗装と外壁塗装、コーキング打替とベランダ防水トップコートが着工しました。
本日初日は足場の設置です。約4時間半掛かりました。水平と垂直を水準器で正確にチェックしながら組んで行くので真っ直ぐに、とてもきれいに組み上がりました。
資材をハンマーで叩いて組み上げるので、かなりの騒音が出ました。ご近所には大変ご迷惑をお掛けしました。申し訳ございませんでした。
明日も高圧洗浄でコンプレッサーの音がまた響きます。うるさい日が続きますがどうぞご勘弁下さい。宜しくお願いします。
主な工事内容は次の通りです。
屋根はスレート瓦で屋根瓦のひび割れや板金の釘浮補修を行いエスケー化研株式会社の遮熱塗料、クールタイトシリコンで塗り替えます。夏は僅かですが涼しくなります。またこの塗料は、さいたま市の地球温暖化対策として補助金が支給され、僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
今回、屋根の勾配が少ないためタスペーサーを装着します。タスペーサーというのは屋根材(スレート,コロニアル)が上下に重なっている隙間に装着して雨水の排出を良くするための物です。
塗装工事の際にその隙間が塗料で埋まってしまうと屋根材の縦のつなぎ目から入った雨の出口が無くなり、雨もりの原因になります。
軒天はケイ酸カルシウム板なので透湿性の良い日本ペイント株式会社のケンエースで塗り替えます。
外壁は窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)とガルバリウムの組み合わせでした。
窯業系サイディング外壁は、細かなひび割れが発生し底面が切りっぱなしのため、雨水を吸って脆くなっていました。チョーキングも起こしています。チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。
この部分は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップで、ガルバリウム外壁の方は、エスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンでの塗り替えます。
コーキングはかなり痛んでおり、ところどころ穴が開いて雨水が入っており、打替が必要な状態でした。オート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラーントでの打替ます。
ベランダ床防水は基材のFRP(繊維強化プラスチック)に問題は無く、トップコートのみ傷んでいましたのでトップコートの塗り替えを行います。