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さいたま市北区のS様へ屋根塗装と外壁塗装、コーキング打替、ベランダ防水トップコートの見積説明に伺いました。熱心にお聞き下り大変有難うございました。
S様はシーベースをインターネットで見つけられたとの事です。数ある塗装業者の中からよくぞ見つけて下さったと嬉しくなりました。最近弊社のホームページからの問い合わせが増えています。シーベースのホームページは2018年に入ってからグーグル等で「さいたま市 塗装」や「さいたま市 外壁塗装」等のキーワードで検索すると絶えずトップページに表示され、このところ検索順位も常に1位か2位に表示されます。とても有難い事です。
それにしてもシーベースにたどり着けたお客様は、とてもラッキーだったと思います。安い費用で丁寧な施工、美しく仕上がって長持ちするからです。
屋根は釘浮を補修し、エスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコンと日本ペイント株式会社のサーモアイシリコンをお勧めしました。この塗料は遮熱タイプなので地球温暖化対策としてさいたま市から補助金が受けられます。
遮熱塗料は太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれますので真夏には良いと思います。
破風・鼻隠には隙間が有り雨水が侵入した事で軒天には雨染みが有りました。隙間補修後にエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン、軒天は日本ペイント株式会社のケンエースでの塗り替えをお勧めしました。
外壁は窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で劣化のため殆ど撥水していませんでした。
また外壁には反りが見られました。この様な場合は注意が必要です。無理にビス留してしまうとそこから30㎝前後の所からひび割れが発生するからです。
窯業系サイディングボードは微細な木片や繊維と石膏やセメント、接着剤を混ぜて圧力を掛け固めたものです。表面は塗装されていますが側面や裏側は無塗装の状態なので雨水の侵入により湿気で無塗装部分は膨張します。これが反りの原因です。
また怖いのは表面の塗装膜も経年劣化により弱ると雨水が染み込みます。雨水の侵入と乾燥を繰り返したため元の粉に戻ってしまう事です。ですから定期的なメンテナンスは欠かせません。コーキングも劣化が激しく剥離やひび割れが発生し雨水が侵入していました。
日本ペイント株式会社のパーフェクトトップかエスケー化研株式会社のセラミシリコンで塗り替え、コーキングはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントでの打替をお勧めしました。
ベランダ防水はトップコートが荒れていましたが、基材のFRP(繊維強化プラスチック)はダメージが少ないためトップコートの塗り替えだけをお勧めしました。
何社か塗装業者の見積が出ていると思いますが慎重に良い塗装業者をお選び頂きたいと思います。