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2020/8/30 (日)
さいたま市浦和区のU様に屋根塗装と葺替、外壁塗装の

さいたま市浦和区のU様より屋根葺替と外壁塗装の見積依頼    さいたま市浦和区のU様より屋根葺替と外壁塗装の見積依頼

 

 さいたま市浦和区のU様に屋根塗装とカバー工法による屋根葺替、外壁塗装、ベランダ床FRP(繊維強化プラスチック)防水トップコートの見積を行いました。真剣にお聞き下さり大変有難うございました。
 U様はシーベースをインターネットで見つけられたとの事です。シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在までグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市 塗装」や「さいたま市 外壁塗装」、「さいたま市 塗装業者」等というキーワードで検索するとトップページに表示されます。こつこつと地道に堅実に仕事をしている事を評価してくれているのか、とても有難い事です。
 うまくシーベースに辿り着かれた事は非常にラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いからです。
 洒落たデザインで築16年の3階建てで初めての塗装工事です。屋根は平板スレートで、塗膜は弱り撥水していない様でした。かなりひび割れが酷く一部に層間剥離も見られました。雪止めの位置も間違っており施工に問題を感じました。そのため塗装だけでなく葺替の見積書もお作りしました。
 塗装の場合は板金の釘浮や瓦のひび割れを補修してエスケー化研株式会社のクールタイトシリコンでの塗り替えをお勧めしました。これは遮熱塗料なので僅かですが夏涼しくなり、また、さいたま市の地球温暖化対策として補助金が支給されるため僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
 葺替の場合はカバー工法をお勧めしました。カバー工法と言うのは既存のスレート屋根瓦はそのまま残し、板金類や雪止めは撤去します。そしてその上から新しい屋根を乗せる方法の事です。
 カバー工法は工期が短縮出来、既存の大部分も撤去処分しないため費用を大幅に抑えることが出来ます。
お勧めしたのはニチハ株式会社の横暖ルーフSです。これはガルバリウム製です。ガルバリウム鋼板と言うのはアルミニウムと亜鉛、ケイ素を混合した物を鉄板にメッキした物です。
 そのため僅かな傷でもメッキが剥げた箇所や鋼板の切り口は錆びが発生しやすく、放置するとどんどん錆びて穴が開いてしまいます。ですから定期的なメンテナンスは欠かせません。
 それでもこの製品は遮熱鋼板と断熱材の一体成型で耐久性能に優れ、建物内部には熱の籠りにくい製品です。
 破風・鼻隠のジョイント部分には殆ど隙間が有り雨水が侵入して軒天に雨シミが見えました。隙間をシーリング(コーキングで塞ぐ)し、エスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンでの塗り替えをお勧めしました。
 軒天は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡをお勧めしました。丈夫で接着力も強い塗料です。
 外壁は大壁工法で、パネルの上にジョリパットで塗られており、ひび割れやチョーキングが有りました。ひび割れは問題です。雨水が染み込むと、内部の大壁が膨張したり反ったりして来ます。
 チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言います。塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事をチョーキングと言います。酷くなると折角塗装しても塗料が接着しにくくなるため塗装の寿命が短くなってしまいます。
 この部分は隙間を補修し、アイカ工業株式会社のジョリパットでの塗り替えをお勧めしました。
 ベランダFRP(繊維強化プラスチック)防水は基材には問題有りませんでしたがトップコートがかなり痛んでいましたので、塗り替えをお勧めしました。
 何社か見積を取られているとの事でした。安いという事だけでなく、きちんとした施工をする優良な塗装業者をお選び頂きたいと思います。もちろんシーベースなら安心です。