施工内容 | スレート屋根をカバー工法でガルバリウム鋼板の屋根に葺替 |
施工エリア | さいたま市北区 |
施工期間 | 1週間 |
施工を終えて | 元々スレートの屋根の傷みはさほどでもなく、一般的な釘浮きやスレート瓦のひび割れ程度でしたが、お客様のご希望によりカバー工法で葺き替える事になりました。 |
スレートの屋根の傷みは釘浮きや瓦のひび割れ程度でした。
高圧洗浄
既存雪止め撤去
サンダーでカットします。
軒先唐草取付
屋根の一番下側に雨水の侵入を防ぐ軒先唐草を取り付けます。これは新規の屋根瓦を取付けるためのスターターにもなります。
アスファルトルーフ張り
アスファルトを染み込ませた防水紙に鉱物質粉粒を塗布した物で防水と防湿、滑りにくくして作業上の安全を確保します。
製品により寿命は7年から12年程度です。
ケラバ唐草用の材木取付
ケラバとは、切妻型屋根の端で斜めに降りる部分の事です。
ケラバ唐草取付
雨水が回り込む事を防ぐ部材用板金の事。
雪止め取付
下から順番に瓦を取り付けますが、2段目か3段目に雪止め金具を取り付けます。
屋根をケラバ唐草に差し込み
ケラバ唐草の内側にも雨水の侵入防止にたっぷりとコーキング剤を注入します。
屋根瓦の取付
屋根材をケラバ唐草に差し込みます。するとケラバの板金が瓦を包む様な形になります。
釘止め
この様に屋根材の上部を釘で留めて行きます。
棟の芯材取付
棟板金を取り付けるために内側に芯材を取り付けます。
棟板金取付
棟板金を釘で芯材に留めて取り付けます。
釘浮防止の頭留
棟板金を留めている釘は年月により通常浮きが発生し、釘を伝って雨水が板金内へ侵入して木材を腐らせます。
それを防ぐために、全ての釘頭にコーキングを打って釘が浮かぬ様に処理をしました。
ケラバと屋根材の取合シーリング-1
ケラバ部分の降り棟包みに差し込まれた屋根材の取合部分に雨水の侵入を防ぐためのシーリングを行います。
もし雨が入っても、この構造なら雨もりの心配は有りません。しかし屋根材の端の部分はガルバリウム鋼板の切り口のため濡れると錆びる場合が有ります。そうならぬ様にシーリングを行います。
ケラバと屋根材の取合シーリング-2
この様に仕上がります。
遮熱性能比較
一般的な鋼板と「超高耐久 横暖ルーフ」に使用している遮熱鋼板の鋼板裏面温度を比較すると約12℃の温度差があり、「超高耐久 横暖ルーフ」が屋内温度の上昇を大幅に軽減する効果が見込めます。
※ ニチハ株式会社のホームページ 超高耐久 横暖ルーフシリーズより
完了の状態-1
完了の状態-2
完了の状態-3
歪みが無く、とても美しい仕上がりです。
メーカー保証は20年、穴あき保障25年付で安心です。