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さいたま市北区、O様邸で屋根塗装と外壁塗装の前のコーキングが順調に進んでいます。
屋根はシーラーで下塗が完了しました。シーラーは基材に染み込んで僅かですが補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上げ塗料との接着を良くする働きが有ります。
屋根の棟板金のジョイント部分のシーリングは大分弱っていました。この部分は雨が入りやすい箇所なのでコーキングでしっかりと塞ぎました。
屋根の棟板金には釘浮も見られました。これは釘で留められているのですが強風やお住まいの揺れや歪みで徐々に釘が浮いて来ます。釘浮を放置すると雨水が釘を伝って板金内部の貫板に染み込み木を腐らせてしまいます。また強風で飛ばされてしまうお宅も有り、年に1度程度はその補修依頼が来ます。
そうならぬ様にハンマーで打込み、コーキングで釘頭を留めてやります。こうするともう簡単には釘が浮いて来ません。スレート瓦にはひび割れも見られました。これはコーキングで接着して補修しました。
外壁はALC(セメントペーストに発泡剤を加えて内部を金属網で補強した軽量気泡コンクリートのこと)パネルのジョイントや窓周りにコーキングを打つための養生テープ貼りが完了し、コーキングの充填と均しは途中まで進捗しました。
天候に恵まれて良いコンディションの中、着々と作業が進んでいます。
※ 4月24日から昨日26日までの作業内容をまとめました。