さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市北区のY様へ屋根塗装と外壁塗装、コーキング打替の見積説明に伺いました。静かな環境の良い住宅地に建つ築２３年のお住まいで、２回目の塗装工事です。
　Y様はシーベースをインターネットで探されたとの事です。シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在まで約５年位ずっとグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市　塗装」や「さいたま市　外壁塗装」、「さいたま市　塗装業者」等というキーワードで検索するとトップページに表示され続けています。　検索順位が上がる仕組みはよく分かりませんが、真面目に地道に堅実に仕事をしている事を評価してくれているのか、とても有難い事です。
　うまくシーベースに辿り着かれた方は非常にラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いので優良な塗装業者を探すのは大変です。ご夫婦お揃いで熱心にお聞き下さり大変有難うございました。
　屋根はスレート瓦で棟板金の釘が浮いており竣工時の釘の打ち損じの穴が空いたままになっていました。塗膜が劣化し撥水力も落ちていました。
　雨水の侵入しやすい板金の突き合わせ部分もシーリングの劣化が進んでいました。釘浮補修・頭留、打ち損じの穴埋め、板金突き合わせ部分のシーリングや瓦のひび割れ補修をした後でエスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコンでの塗り替えをお勧めしました。
　これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれます。この塗料は自治体によっては補助金が支給され、僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
　屋根上裏は雨水を吸って乾いてを繰り返していたため大分劣化が進んでいました。ケレンして傷んだ木部を落として木部用下塗をし、破風・鼻隠と同じ塗料で塗装する事をお勧めしました。
　破風・鼻隠のジョイントには隙間が有り雨水が侵入していました。隙間をシーリングした後、エスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンでの塗り替えをお勧めしました。
　軒天も隙間を補修して日本ペイント株式会社のケンエースGⅡでの塗り替えをお勧めしました。
　外壁は窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で僅かにチョーキングが発生していました。また雨水を何度も吸ってしまったためかなり脆くなっている箇所も有りました。
　窯業系のボードは雨を吸うとどうしても脆くなったり、反ってしまったりします。こうなると直す事は不可能なので、そうなる前にメンテナンスをしておく方が得策です。日本ペイント株式会社のパーフェクトトップでの塗り替えをお勧めしました。
　コーキングは前回の塗装業者は打替ておらず隙間だらけになっていました。ここから雨水が侵入すると外壁が脆くなるだけでなく内部の木部も腐りやすくなるので注意が必要です。この部分はオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントでの打替をお勧めしました。
　一通り説明が終わると、即決でご発注を頂きました。契約書を作成して後日印を頂きに伺います。大変有難うございました。