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さいたま市見沼区、Y様邸で外壁塗装後の縦目地コーキング打替を行っています。天候に悩まされながらも着実に進捗しています。
多くの塗装業者は外壁塗装の前に縦目地のコーキング打替を行います。実はコーキングメーカーも塗料メーカーも縦目地のコーキング打替は外壁塗装後に行う様に言っていますが、それを守る塗装業者は2割程度と僅かです。
外壁塗装の前に打ち換える場合、コーキングの色に拘る必要が無くテープ養生も簡単です。多少のはみ出しも簡単に直せ、テープ養生撤去後の補修塗装も必要ないため工程も時間も大幅に減らすことが出来るためメーカーの指示を守らない業者が多いのです。
何故縦目地は外壁塗装後に行わなければならないのかと言うと外壁塗料とコーキング材では熱による膨張収縮率が全く違うためです。夏の暑さや冬の寒さでコーキングは膨張したり収縮したりします。ところが外壁塗装の塗膜はコーキングと比べると極ごく僅かしか伸びたり縮んだりしません。そうなると塗膜が破れる事が有るからです。外壁塗装後に打替るためにはコーキングの色を外壁に合わせたり、養生したりと余計な手間暇が掛かりますがシーベースの塗装工事が美しいだけでなく長持ちするのはこの様な点にも拘りが有るからです。
外壁塗装はツートンカラーで行うためコーキング材も2色用意しました。外壁色がND-490 オレンジピンクの方は打替が完了しました。
この外壁と同色のコーキング材は何処のメーカーにも無いため一番近い近似色を使用しました。殆ど違和感無いと思います。
作業は途中で切り上げ、台風の接近に備えて上部のネットをたたみました。果たして来るかそれるか分かりませんが何より安全第一です。
※ 9月15日、16日の作業内容をまとめました。