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さいたま市浦和区のEビルで屋上防水や外壁塗装のための下地処理とタイル張替を行っています。通常日曜日はお休みなのですがオーナー様と相談の上、作業に入らせて頂きました。
屋上は屋根部分と塔屋部分、屋上部分の3箇所に分かれています。屋根部分は屋根のアスファルトシングルになっています。この部分は外部からは全く見えないため見栄えを気にせずに実用本位で補修する事になっています。
まずリベースを塗布しました。リベースというのはアスファルト系下地活性材です。その上に田島ルーフィング株式会社のポリマリット、改質アスファルトシート防水を行い、トップコートを塗りました。念のため枠部分との取合はシーリングをして屋根部分の施工は完了しました。
残りの塔屋部分と屋上部分は外壁塗装工事後に行います。と、言うのはその際に屋上を歩くため先に防水工事をしてしまうと汚してしまうからです。幸いここからの雨もりが無いのでどのタイミングに行っても支障が無いからです。
外壁は西側には足場が組めないため、屋上からロープでブランコによる作業を行っています。危険が伴うため安全には十分に配慮しています。
外壁塗装用の養生は途中まで進みました。ALC外壁の大きなひび割れ部分はサンダーでカットしてコーキングで埋めています。小さなひび割れはコーキングを刷り込んで塞ぎます。
タイル外壁の浮きやひび割れ部分はサンダーで切り込みを入れてから斫り、下地調整をして新しいタイルを張りました。タイルの目地補修をした後、汚れが浮き出ぬ様に地酸締めまで進捗しました。
残りのタイル作業は足場の撤去時に壁繋ぎ(建物にアンカーを打って足場を連結し倒壊や変形を防ぐため。労働安全衛生法で設置義務がある)の際に撤去したタイルを補修すれば完了になります。
※ 11月20日と21日の作業内容をまとめました。