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2022/5/14 (土)
さいたま市の補助金は今年度も支給

 さいたま市の補助金は令和4年度も支給が決定しました。名目は「スマートホーム推進・創って減らす」機器設置補助金です。
 以前は「地球温暖化対策」等という仰々しい名目でした。今年度も意味が分からない名目でこの補助金のために12,500万円もの貴重な税金が使われます。勿論支給額だけでなくこのプロジェクトを実施するための人件費や必要な設備費、民間への委託費などを入れればさらに多額の費用が使われる事になります。
 さいたま市では屋根を塗装する際に遮熱塗料や断熱塗料を使用すると上記の名目で補助金が支給されます。ただ、市民税納税証明書や登記事項証明書等も添付する必要が有り、更に手続きが非常に分かり辛く面倒なばかりか、申請者の納税証明書(非課税の場合は非課税証明書)書、と登記事項証明書または家屋の評価証明書まで添付しなければなりません。その他11種類のどうでもいい内容の物まで作成して提出しなければなりません。
 何年も前から書類のフォーマットを簡素化する様に申し入れているのですが全く改善されません。同じような書類を提出するため、とても無駄が多いので、かえって地球温暖化を助長していると思います。少し考えれば幾らでも改善出来る筈です。
 提出も2回に分け、更に提出先もその都度異なるなど、まったくばかげたやり方をしています。郵送も簡易書留という指定が有り、市民がたった3万円の補助金を貰うためにわざわざ役所や郵便局に足を運んで手数料や郵送費を負担しなければなりません。
 しかも不公平この上なく、同じ塗装工事をされるお客様でも焼き瓦ならば塗装は必要ないので外壁塗装に対しては補助金を支給すべきところ出ないのです。塗装面積は屋根より外壁の方がはるかに大きいので地球温暖化対策ならどちらに対しても公平に支給されるべきなのに明らかに片手落ちです。
 どう考えてもおかしいのですがおかしいと気が付かない役所の人間には腹が立ちます。
 いずれにせよ、現在お客様の書類を睡眠時間を削って作成中です。シーベースではこれを無料で行っています。
 コロナやウクライナの問題でお金を必要としている所はたくさん有る筈です。こんな無駄な事に貴重な税金を使って欲しくありません。