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2022/5/18 (水)
さいたま市中央区のN様邸で外壁塗装の後のシーリング

さいたま市中央区のN様邸で外壁塗装の後のシーリング    さいたま市中央区のN様邸で外壁塗装の後のシーリング

 

 さいたま市中央区のN様邸で外壁塗装の後のシーリングや外壁の付帯部分の塗装を行っています。途中天候不良が続き大分中止が続きましたが天候の良い日には人数と時間を調整して工期が遅れぬ様にしました。
外壁縦目地のコーキング打替は次の要領で行いました。
1.撤去
 古いコーキングにカッターで切れ込みを入れ、ペンチ等で剥がします。剥し残しの無い様に注意します。
2.清掃
 埃や剥し残しが有ると接着不良を起こします。汚れや古いコーキングの残りを徹底的に落とします。
3.養生
 プライマーやコーキング材で外壁を汚さぬ様にテープを貼って養生します。
4.プライマー
 コーキング材とサイディング材の接着を良くする様にプライマー(接着剤)を塗ります。
5.ボンドブレーカー
 コーキングが長持ちする様に、ボンドブレーカーを貼ります。ボンドブレーカーは薄いテープでコーキングを弾く(接着しない)性質が有ります。これでコーキング材が内部に引っ張られる事を防ぎ、外壁サイディングのみ接着させる事で地震等、家が歪んだ際に柔らかいコーキングが動ける範囲を広くしてやります。その結果亀裂や剥離を防ぎ結果的に長持ちするのです。
 外壁が厚く溝が深い場合はバックアップ材を入れます。バックアップ材はコーキングを弾くので、この場合はボンドブレーカーを入れません。
6.充填
 コーキング材を充填します。ゆっくり滑らかに、均一な量を打って行きます。
7.均し
 ヘラで表面をきれいに均し、余分なコーキング材を取り除きます。
8.養生撤去
 テープを剥がして完了です。
 窓周りや入隅、軒天の隙間部分の打増も完了しました。コーキング材はオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで外壁色に合わせたので、とてもきれいに仕上がりました。
 その他、屋根板金は釘浮補修と頭留やジョイント部分の隙間補修、タッチアップを行い、シャッターボックス等の付帯部分の塗装、エアコンホーステープの上巻等も完了しました。
 残る作業はあと僅かで、いよいよ19日には足場の解体予定です。
※ 5月9日から昨日17日までの作業内容をまとめました。