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さいたま市北区のT様から屋根塗装と外壁塗装、コーキング打替、ベランダ防水のご契約を頂きました。住宅地に建つ築12年で3階建てのお住まいです。何社か見積を取られた中からシーベースをお選び下さり大変有難うございました。
屋根はスレート瓦で塗膜が劣化し撥水力が弱くなっていました。屋根の棟板金はやや釘浮きも見られました。また変形寄棟造りのため屋根板金の頂部のシーリングも劣化して雨水の侵入が気がかりでした。
釘浮き補修をし、頂部のシーリングをしてからエスケー化研株式会社のクールタイトシリコンで塗り替えを行います。
この製品は遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、屋根材へのダメージを軽減したり建物内部に熱が溜まるのを防ぐので僅かですが室温を下げてくれます。さいたま市では遮熱塗装をすると補助金を出してくれるので僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
破風・鼻隠やモール、飾り板はセメント板でジョイント部分は隙間が空いており軒天と外壁の取合にも隙間が有り雨水が侵入している模様でした。
隙間をシーリング(雨水が侵入し易い箇所をコーキングで隙間を塞ぐこと)してから破風・鼻隠やモール、飾り板は同社のクリーンマイルドシリコンで軒天は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡで塗り替えを行います。
外壁は2種類の窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)です。
3階と2階部分の外壁は単色で、1階部分はデザインの美しい意匠サイディングでした。外壁も劣化により撥水性が落ちており、ひび割れも見られました。
3階と2階部分の外壁は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップで塗り潰し、1階部分は同社のUVプロテクトクリヤーで美しいデザインを損なわぬ様に透明な塗料での塗り替えを行います。
コーキングは固く痩せており、所々穴が開いており、ここからも雨水は侵入していると思います。この部分はオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで打替を行います。
バルコニーのFRP(繊維強化プラスチック)防水床はトップコートが割れていました。FRP自体は隅々まで踏んでみましたが異常が有りませんでした。気になったのは人工芝です。雨水の乾きが悪くなるうえ、コーナーの角ばったプラスチックでFRPを痛めてしまうので今後は敷かぬ方が良いとお話ししました。
この部分はケレンして不良塗膜を落とした後、東日本塗料株式会社のAUコートで塗り替えを行います。これは駐車場等にも使用される防塵塗料でかなり丈夫です。
シャッターボックスや水切には錆も無く比較的良好でしたが塗装膜はやや傷んでおり、樋はジョイント部分から雨漏りが見られ、コーナーが下がり気味になっているのが気になりました。不具合部分を補修してクリーンマイルドシリコンでの塗り替えを行います。
間もなく着工します。どうぞ宜しくお願いします。