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さいたま市北区のT様邸で屋根板金の釘浮き補修と外壁塗装前のシーリング、外壁塗装用の養生、飾り板の浮き補修が完了しました。
屋根の棟板金は本来長尺物を使用するのですが、短い物を重ねて繋げていたため、風の方向により重なり部分から雨水が侵入していました。この部分はシーリング(隙間等から雨水が侵入しない様にコーキングで塞ぐ事)しました。
屋根板金は釘が浮いていたためハンマーで打ち込みコーキングで頭留をしました。釘浮を放置すると雨水が釘を伝って板金内部の貫板という杉の板に染み込み木を腐らせてしまいます。これでもう浮いて来ることは有りません。
板金は若干錆が見られたため、ナイロンタワシと目の細かいサンドペーパーでケレンして錆を落とし錆止め塗装を行いました。
飾板は経年劣化で変形して反っていましたので釘を太い物に交換して打ち込みましたが、それでもしっかりと保持されないため別の箇所からビス留めをして補修しました。これでもう安心です。
外壁の単色塗り潰し部分はサッシの周りや入隅のコーキング打増が完了しました。この部分は外壁塗装前に行います。
外壁塗装のための養生も完了しました。養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。簡単な様に見えますが、非常に重要な工程です。しっかりと留めないとペンキが染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事を丁寧に行っているからです。
窓も全て覆うためにかなり圧迫感があり、風通しも悪くなります。暫くの間ご辛抱をお願いします。
本日は上空に寒気が有って天候が不安定なため大事を取って中止しました。昨夜も雷と突然の雨が有りました。絶えず雨雲レーダーや気象情報に注意しながら作業を進めています。
※ 5月30日から昨日6月2日までの作業内容をまとめました