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さいたま市見沼区、M様邸の外壁塗装は着々と進捗中です。昨日は日曜日で本来お休みなのですが作業が半端なためお客様と相談の上出勤させて頂きました。
外壁塗装はアイカ工業株式会社のジョリパットフレッシュ/T1000/白色に近いニュートラルグレーで中塗が完了し上塗が途中です。
車庫入口の上部から僅かですが染みが出ています。このところ雨は降っていないので長年流れ続けた錆汁や錆の粉が落ちて来てしみ出しているのだと思います。この部分は染み止め用のシーラーを塗って数日様子を見、シミが収まれば上塗を収まらなければ再度染み止め用のシーラーを塗る事になります。
外壁が白色なので僅かな染みも目立ってしまうので可能な限り美しく仕上げたいと思います。
バルコニーはかなり荒れておりトップコートのひび割れがそこ此処に見られました。ケレンと研磨をして表面を均しアセトンで拭き取り、FRP(繊維強化プラスチック)用のプライマー(接着剤)を塗布して東日本塗料株式会社のAUコート/フォックスグレーで仕上げました。とてもきれいな色彩でバルコニーの中も明るくなりました。
バルコニーの心配は旧トップコートの縮れです。残念ながら懸念していた通りの不具合が発生してしまいました。
FRPはあまり強く研磨やケレンが出来ません。強すぎるとFRPそのものを痛めてしまうからです。そのため程々に行うため僅かに旧トップコートが残ります。
新しくプライマーとトップコートを塗るとシンナーの揮発によって新しい塗膜が縮むのですが旧塗膜のFRPへの接着が悪いと新塗膜の伸縮によって旧塗膜が引っ張られるためささくれが発生する場合が有ります。今回もまさにその状態になりました。
そこで再度ささくれ部分を研磨して最初の工程からやり直しました。うまく収まってくれると良いのですが、これも1.2日様子を見ないと結果が判明しません。収まらぬ場合はまたやり直しを行います。
樋塗装や笠木、霧除はエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで塗装が完了しました。きれいに輝きを取り戻しました。
外壁塗装用の養生も解体を進めて途中まで撤去出来ました。窓のビニールが取れた箇所は開け閉めが出来るようになり、いくらか風通しが良くなったと思います。
基礎の部分は施工前に塗装されている箇所とそうでない箇所が有りました。塗装は黒色でしたが色彩のバランスは良くありませんでした。お客様のご希望で塗装されていない部分、つまりセメント色に塗装しました。塗料は同社の基礎用塗料ベースプロテクトで行いました。
その他、エアコンホーステープの上巻も完了しました。残りはあと僅かなのですが、これが意外と厄介です。慎重に作業を進めたいと思います。
※10月28日から昨日30日までの作業内容をまとめました。