最新の投稿
さいたま市北区のK様邸で屋根塗装、外壁塗装のための下処理を行いました。27日には高圧洗浄を行いました。
高圧洗浄は、きれいにすると言うよりもコケや痛んだ基材や塗膜を高圧の水で剥し落とす事が目的です。しっかりとコケや不良部分を剥離しないと、新しく塗装しても傷んだ部分と一緒に剥がれ易くなるからです。
洗浄できれいに出来なかった所の内、塗装に影響が有る箇所はブラシで汚れを落とします。いつもの様に樋の中もきれいに掃除しました。普段はまったく見えない箇所ですが、意外とゴミや枯葉等が溜まっていて詰りの原因になりますので、シーベースでは必ず清掃します。
その後、屋根板金の釘浮補修と頭留、屋根板金のジョイントシーリング、屋根瓦ひび割れ補修、鼻隠の隙間補修、窓周りや入隅のシーリングを行いました。
屋根板金の釘浮はハンマーで打ち込み、全ての釘をコーキングで留めました。浮きをそのままにしておくと雨水が釘を伝って内部の貫板という厚さが12㎜しかない杉板に達し腐らせてしまうことが有るからです。
屋根鈑金はジョイントのシーリングも行いました。この部分は板金が重なっておらず、ただ突き合わせているだけなのでシーリングが弱ると雨もりの原因になりますのでたっぷりとコーキングを打ちました。
屋根瓦のひび割れもコーキングで接着しました。ひび割れは、ただ塗装しただけでは強風に煽られているうちにどんどん割れてしまうからです。しっかりと補修が完了しました。
外壁塗装の前のシーリングはオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで窓周りや入隅を行い完了しました。オートンサイディングシーラントは柔らかく長持ちするのですが乾燥に時間が掛かるのが欠点です。2,3日乾燥させるので次回は3月6日から再開します。
※ 2月27日から昨日3月2日までの作業内容をまとめました。