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2023/4/8 (土)
さいたま市北区のO様より屋根塗装、外壁塗装の見積依

さいたま市北区のO様より屋根塗装、外壁塗装の見積依頼    さいたま市北区のO様より屋根塗装、外壁塗装の見積依頼

 

 さいたま市北区のO様より屋根塗装、外壁塗装、コーキングの打替、バルコニー防水トップコートの見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。
 O様のお住まいは先日、屋根塗装、外壁塗装、コーキングの打替、バルコニー防水トップコートが完了したK様のお隣で、ご近所で同じ時期に同じハウスメーカーが建てたお住まいです。
 早速現状調査に伺いました。築20年で初めての塗装工事です。屋根はスレート瓦で若干釘浮きや棟板金のジョイントの隙間も見られました。苔も発生しており殆ど撥水していない状態でした。屋根の上裏は雨水を吸って一部に腐れが見られました。
 破風・鼻隠はセメント板でジョイント部分に殆ど隙間が見られました。ここから雨水が侵入しており内部に溜った湿気によるカビでケイ酸カルシウム板の軒天から湿気が抜け出ようとして黒ずみが見られました。軒天と外壁の取合にも大分隙間が見られました。
 外壁の一部はタイルが貼られており、残りは窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で、リシンの吹付とうろこ模様の2種類の塗り方がされていましたが両方ともかなりチョーキングが進んでいました。
 チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。これがあまり酷くなると、塗装しても表面の粉状の物と一緒に剥がれ易くなるため長持ちしなくなってしまいます。反りや割れも見られました。また雨水の侵入と乾燥を繰り返していると元の粉に戻ってしまいやがてボロボロになってしまうので定期的な塗装は欠かせません。
 外壁は一部塗装の剥がれやひび割れが見られました。外壁のジョイントコーキングはひび割れて寿命が来ていました。また湿気の影響で反り始めていました。
 バルコニーのFRP(繊維強化プラスチック)防水床は隅々までチェックしましたが基材に問題はありませんでしたが、トップコートは痛みが激しく亀の甲の様にひび割れが目立ちました。
 樋は劣化して変色し、かなり傷んでおりジョイント部分から雨漏りが見られました。シャッターボックスや霧除、水切等の鉄部も表面の塗装膜の劣化が進んでいました。塀は塗装膜が剥がれていました。ブロックの片面だけモルタルが薄く塗られていましたが、もう片面は素肌がそのままなので、雨水を吸えば塗装膜が剥がれるのは必然です。
 出来るだけ早く見積書を作成します。宜しくお願いします。