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さいたま市南区、T様邸の屋根塗装と外壁塗装は順調に進捗中です。大屋根(3階部分の屋根)、下屋根共にシーラーの下塗が完了しました。シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
そしてエスケー化研株式会社のクールタイトシリコン/CLR-159(クールホワイト)で大屋根は中塗と上塗が完了しました。下屋根は未だこれから人が乗るため中塗までの進捗です。これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれます。屋根材の太陽光と熱によるダメージも軽減されます。またこの塗料はさいたま市より補助金が支給されるため僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
遮熱塗料でも太陽光の反射率は色彩によって変わってきます。このCLR-159(クールホワイト)はなんと80%以上もの反射率なのでいくらか真夏は楽になると思います。
軒天は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡで塗装が途中まで進捗し、屋根上裏と破風・鼻隠、横樋は目荒らしとケレンをして同社のクリーンマイルドシリコンで塗装が途中までの進捗です。
屋根上裏は瓦の乗っている野地板の裏側です。雨水の影響で劣化しやすい箇所なのでシーベースでは必ず塗装しますが省いてしまう業者も多いようです。
目荒らしというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。
外壁塗装はシーラーで下塗が完了し日本ペイント株式会社のパーフェクトトップND-010 白に近いライトグレーで中塗まで完了しました。
※ 6月24日から昨日26日までの作業内容をまとめました。