最新の投稿
さいたま市南区、S様邸でベランダのFRP(繊維強化プラスチック)防水トップコートが完了し、屋根塗装や外壁塗装、コーキングの打替など全ての塗装工程が完了しました。
防水にはFRP防水、シート防水、板金防水、ウレタン塗膜防水、モルタル防水等様々な防水方法が有ります。ここ30年位前からの一般住宅ではFRP防水が主流になって来ました。
FRP防水と言うのは樹脂を塗りガラス繊維を入れて、また樹脂を塗りシームレスなバケット状に作る防水の方法です。施工時は粘度の高い液体ですが1日程度で固まってプラスチックになります。プラスチックは光と水に弱いため保護の目的でトップコートを行います。
まずケレンして傷んだ表面のトップコートやプラスチックを除去します。次いでアセトンで残っている汚れや油分を拭き取り、FRP用のプライマー(接着剤)を塗布し、トップコートで仕上げます。
使用したのは東日本塗料株式会社のAUコート/フォックスグレーです。これは駐車場等にも使用される丈夫な塗料です。
そのあと駄目拾いを行いました。駄目拾いというのは、塗料の飛び跳ねや擦れ、はみ出し、バリの出っ張り等の補修の事です。どんなに丁寧に仕事をしても気づかぬうちにこれらは起こります。全ての工程が終わってから行うもので、何度も見て回り、徹底的に補修しました。
いよいよ残るは足場の解体のみとなりました。とても楽しみです。
※ 7月26日と昨日27日の作業内容をまとめました。