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さいたま市北区のK様より屋根塗装と外壁塗装、コーキング打替の見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。
K様は4年前に屋根塗装や外壁塗装を施工させて頂いたY様からのご紹介です。Y様、大変有難うございました。
早速現状調査に伺いました。住宅地に立つ2階建てで母家と増築部分が有りました。母家は屋根が和瓦で若干漆喰の隙間が有りましたが瓦のズレ等は見られないので今回はそのままで大丈夫です。
屋根の上裏や垂木、母屋等は木製で雨水の影響で傷みが見えました。破風・鼻隠は部分的に塗装が剥がれ、ジョイント部分は隙間が空いていました。軒天はケイ酸カルシウムとベニヤですが雨水の影響で変形と割れ、塗装の剥離が発生していました。
外壁は金属サイディングで切り口からやや錆が見られました。ベランダの踏面は鉄板で所々に錆が発生していました。僅か4カ月前に塗装したとの事でしたが、ケレンも錆止め塗装もしておらずかなりいい加減な業者の様です。
増築部分の屋根はスレート瓦で殆ど撥水しておらず棟板金やケラバの板金は釘浮きや捲れ、錆が発生していました。
破風・鼻隠のジョイント部分は隙間が空いており、ケイ酸カルシウム製の軒天は塗装が剥離していました。
外壁は窯業系(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)サイディングでした。表面はチョーキングを起こしていました。
チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。
こうなると雨水を吸って乾いてを繰り返すうちに元の粉に戻って行きます。脆くなって崩れている部分も見受けられました。樋は母家と増築部分共に劣化して変色が見られました。
見積書の作成に10日前後頂きたいと思います。宜しくお願いします。