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さいたま市北区、S様邸の屋根工事は順調に進捗しています。本谷の両脇の瓦を外して板金の谷樋を撤去しました。大分錆が出ていて僅かに穴も見られました。
この部分には改質アスファルトルーフィングを敷設し、新規のガルバリウム鋼板製の谷樋を取付けました。
アスファルトルーフィングというのは紙にアスファルトを染み込ませ雨もりを防ぐための物で防水紙や防水シート等とも言われています。屋根瓦の下に敷き屋根瓦が欠けたり強風で雨水が屋根瓦の隙間から下に落ちてもその下の野地板に雨が染み込む事を防ぎます。
改質アスファルトルーフィングは、通常のアスファルトルーフィングに、ポリマーや天然アスファルト等を加えて性能を向上させたアスファルトルーフィングで耐久性に優れています。
棟瓦や隅棟はずれが大きいので一旦解体を行い、それから積替えを行っています。積替えを行った箇所は今後の地震等でずれにくくするためにステンレス製のワイヤーで固定しました。
塩化ビニール製の横樋と縦樋はかなり歪みが酷く、脆く変質していました。これらは撤去が終わり、横樋は取付が完了しました。
2階の東側の屋根ケラバは瓦がかぶっていなかったため、雨水が破風に染みてしまい塗装がボロボロになっていましたので、ガルバリウム鋼板製の唐草を取付けました。
※ 11月2日から昨日6日までの作業内容をまとめました。