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さいたま市北区のT様から、交通事故後の塀の補修と塗装の見積ご依頼を頂きました。T様は2019年の春に外壁塗装をさせて頂いたリピーターのお客様です。今回も覚えていて下さり大変有難うございました。
早速現状調査に伺いました。2つに分かれている塀の一方が無残にも擦られて塗装膜がえぐれてしまっていました。
犯人は一時逃亡してしまったのですが、その後警察に捕まった近所のご老人だそうでT様のお住まいだけでなく、ご近所でも何件か事故を起こしているそうです。
高齢者の自動車事故は本当に恐ろしいと思います。私も運転中に何度もヒヤリとさせられ、見るとかなりの高齢のご老人という事が何度も有りました。困った社会問題です。
T様邸の塀はブロックの上にアイカ工業株式会社のジョリパットで塗られています。独特の不規則な凸凹パターンが付いているので、このパターンを元に戻す事はかなり難しい作業になります。
前回はジョリパットの塗りかえ用塗料、ジョリパットフレッシュを使用しました。しかし今回は下地のパターンそのものが無くなってしまっているのでまずジョリパットでパターンを作成してからジョリパットフレッシュで塗装しないと元の様にはなりません。
他にも問題は山積です。前回の塗装から4年半経過しているため汚れ等も有るので傷付けられた箇所だけの塗装だとその部分だけ目立ってしまうので、目立たぬ様にするためには全面塗装を行う必要が有ります。
しかし一般的には保険会社の賠償はその傷付けられた部分の補修にのみ支払われるのでそれ以外の大きな面積の塗りかえ費用を負担してくれるのかどうか、保険会社の賠償金で賄えぬ場合は加害者に差額の賠償能力があるのか心配です。
いずれにせよ早急に見積書を作成します。少々お時間を頂きたいと思います。