さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市見沼区のI様邸で各所の補修や外壁塗装の下塗を行いました。このところ天候不順で中々作業が進みませんでしたが、ようやく秋雨前線が東へと移動して来たのでこれからは順調に進捗すると思います。
　着工２日目は高圧洗浄を行いました。高圧洗浄はクリーニングとは違い、きれいにすると言うよりもコケや痛んだ基材や塗膜を高圧の水で剥し落とす事が目的です。
　しっかりとコケや不良部分を剥離しないと、新しく塗装しても傷んだ部分と一緒に剥がれ易くなるからです。
　洗浄できれいに出来なかった所の内、塗装に影響が有る箇所は後でブラシ等を使って汚れを落とします。
　今回は特にコーキングの剥離箇所やモールのひび割れ箇所が多数有ったためその部分に高圧水が掛からぬ様に慎重に作業しました。
　数日間暫く乾燥させた後、窓周りや入隅、モールの上部、軒天と外壁との取合部分等のシーリングやひび割れ補修を行いました。
　シーリングというのは竣工時にはもちろん、経年劣化や建物が歪んだ時にできる隙間や穴、ひび割れ等が生じて雨水が侵入し易い箇所をコーキング等で埋めて塞ぐ事です。
　ひび割れ箇所も多数有ったためコーキングを刷り込んで補修痕が目立たぬ様に処理をしました。
　外壁塗装のための養生も完了しました。養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。せっかく貼っても塗装後に剥がしてしまうので無駄な作業の様にも、また簡単な様にも見えますが非常に重要な工程です。しっかりと留めないと塗料が染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事も丁寧に行っているからです。窓も全て覆うためにかなり圧迫感がありますが少々ご勘弁下さい。風通しも悪くなりますが、エアコンや換気扇は使用可能です。
　外壁塗装は日本ペイント株式会社のパーフェクトシーラーで下塗が完了しました。シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。特に今回は外壁の劣化が激しかったため十分にシーラーを吸い込ませました。またこれは仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
　その他、軒天は同社のケンエースGⅡで中塗まで完了しました。
※ １０月１日から昨日１０日までの作業内容をまとめました。