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さいたま市緑区、MI様邸で外壁塗装用の養生が完了し、屋根塗装と外壁塗装、付帯部分の塗装が進んでいます。
養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。せっかく貼っても塗装後に剥がしてしまうので無駄な作業の様にも、また簡単な様にも見えますが非常に重要な工程です。しっかりと留めないと塗料が染み込んでラインがきれいに出ません。 シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事も丁寧に行っているからです。窓も全て覆うためにかなり圧迫感がありますが少々ご勘弁下さい。風通しも悪くなりますが、エアコンや換気扇は使用可能です。
外壁塗装は単色部分の下塗を日本ペイント株式会社のパーフェクトシーラーで行いました。
シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
そしてパーフェクトトップ/ND503白色に近いクリーム色で中塗と上塗が完了しました。施工前より明るい色彩になったので意匠外壁とのコントラストがやや強くなってとてもきれいです。
屋根は殆ど塗装膜が無くなっていました。シーラーで下塗し、エスケー化研株式会社のクールタイトシリコン/CLR-103ココナッツブラウンで中塗まで進捗しました。
軒天は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡ/艶消し白色で中塗と上塗が完了しました。真っ白くなって、お住まい全体が明るく感じられます。
横樋と破風・鼻隠は目荒らしをしてからエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン/白色に近いライトグレーで塗装が完了しました。
目荒らしというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り、微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。
その他、外壁の単色部分で縦目地のコーキング打替も完了しました。天候不安定なため無理をせずに早めに撤収したり中止したりしていますが、天候以外は順調に進捗しています。
※ 10月29日から昨日11月1日までの作業内容をまとめました。