お問い合わせ
良い業者の見分け方 お問い合わせから完工まで 成功する外壁塗装 会社案内 お客様の声 よくわかる用語集 建築に役立つ建物名称 火災保険適用 助成金について あんしん保証 シーベースブログ 協力業者募集
2025/1/28 (火)
さいたま市大宮区のK様邸で屋根のカバー工法と外壁塗

さいたま市大宮区のK様より屋根補修と外壁塗装の見積依頼    さいたま市大宮区のK様より屋根補修と外壁塗装の見積依頼

 

 さいたま大宮区のK様邸で屋根のカバー工法による改修と外壁塗装、付帯部の塗装、シーリング、バルコニーの防水トップコートが着工しました。
 本日初日は足場の設置です。天気は良いのですが寒い中での着工になりました。お住まいが敷地いっぱいに建てられており、東西面は敷地内から足場を組み上げて行くと横樋にぶつかってしまいそうでした。北面も足場が組めないために北側の水路にベースを置いて組み上げるしか方法が無いため、さいたま市の北部建設事務所、土木管理課に占用のための許可を頂きました。
 通常より時間が掛かりましたが約6時間できれいに組み上がりました。水平と垂直を水準器で正確にチェックしながら慎重に作業を行いました。資材をハンマーで叩いて組み上げるので、かなりの騒音が出ましたので、ご近所の皆様、煩くなりまして大変ご迷惑をお掛けしました。
 K様はシーベースをインターネットで見つけられたとの事です。ここ数年インターネットからの見積ご依頼がとても増えています。大変有難い事です。
 シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在までの約8年半の間ずっとグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市 塗装」や「さいたま市 外壁塗装」、「さいたま市 塗装業者」等というキーワードで検索するとトップページに表示され続けています。
 検索順位が上位に来るのは大変な苦労が要ります。検索順位は日々のデータの蓄積により上下に変動するため「有益な情報だ」とグーグルやヤフーから判断された内容のページがより上位へと表示されます。
 2023年の秋からはインスタグラムやグーグルのビジネスプロフィールも始めました。今まで真面目にこつこつと地道に堅実に仕事をしている事を評価してくれているものだと考えます。とても有難い事です。
 そして、うまくシーベースに辿り着かれた方は非常にラッキーだと思います。塗装業界は結構いい加減な業者も多く、中にはかなり適当な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いので丁寧に施工する優良な塗装業者を探すのは大変です。
 K様のお住まいは静かな住宅地に立つ築13年の2階建てで、初めての塗装工事です。お住まいはとても素敵なデザインでした。
 屋根はレンガ色のアスファルトシングルで板金には釘浮きやのジョイントの隙間が見られました。アスファルトシングルというのは、ゴムやガラス繊維にアスファルトをコーティングし、彩色焼成砂を圧着したものです。防水性や耐候性、耐久性は瓦やスレートに比べて劣りますが費用は安く、柔らかく色彩も豊富です。
 塗装しても剥離し易いので一般的には定期的に葺き替えます。葺替のサイクルはメーカーにより10年から20年程度になります。
 板金の釘浮を放置したり、ただ打込んだだけだと徐々にまた抜けて来ます。すると雨水が釘を伝って板金内部の貫板(厚さ約12mmの杉板)に染み込み木を腐らせてしまいます。また強風に煽られて棟板金そのものが捲れたり飛ばされたりする事が有るので注意が必要です。
 板金のジョイントの隙間からも雨水は侵入します。この部分からの雨水はアスファルトシングルの下のアスファルトルーフに流れて行きます。
 アスファルトルーフィングというのは紙にアスファルトを染み込ませ雨もりを防ぐための物で防水紙や防水シート等とも言われています。アスファルトシングルや屋根瓦の下に敷きこれ等が欠けたり強風で雨水がこの隙間から下に落ちてもその下の野地板(アスファルトシングルや屋根瓦を乗せるための板)に雨が染み込む事を防ぎます。
 ただ一般的な住宅等で使用されている物は寿命が7~8年の物が多く、経年劣化でアスファルトが蒸発してしまい、ただの新聞紙の様になってしまいます。こうなると侵入した雨水はその下の野地板に染みて腐れの原因になります。
 今回はカバー工法による改修を行います。アイジー工業株式会社のスーパーガルテクト/GT3-711 Sジェイドチャコールでカバー工法による改修です。
 カバー工法というのは既存の屋根はそのまま残し、その上に新しい屋根を取り付ける方法の事です。工期が短縮出来、既存の大部分も撤去処分しないため費用を大幅に抑えることが出来ます。
 スーパーガルテクトはガルバリウム鋼板に遮熱性ポリエステル樹脂塗装がされ、断熱材としてポリイソシアヌレートが使用されているので軽量で優れた遮熱性と断熱性、耐久性の有る金属屋根材です。
 ガルバリウム鋼板というのは、鉄の鋼板にアルミニウムと亜鉛の合金をメッキで蒸着させたものです。アルミニウムの耐食性と亜鉛の犠牲防食(ぎせいぼうしょく)作用、自己修復作用により従来の溶融亜鉛めっき鋼板に比べ腐食に強くなっています。
屋根の上裏は雨水の影響で塗装が剥げ落ちていました。このままでは雨水を吸ってしまい、最悪腐れの原因になってしまいます。ここはケレンして破風・鼻隠と一緒に塗装します。
 破風・鼻隠と軒天、外壁はリシンの吹付塗装がされていました。外壁の下地はモルタルです。リシンの吹付塗装というのは上塗り塗料に骨材(小さな石や砂など)を混ぜ、スプレーガンを使用して吹き付けて塗装する手法です。触るとザラザラとした感触に仕上がります。やはりこちらも塗装膜の劣化や多数のひび割れが見られました。
 このひび割れは注意が必要です。モルタル外壁の厚みは一般的には15~20mmが標準です。モルタルは下地の金属の網(ラス網)に引っ掛ける様に塗られています。築7~8年位はモルタルが弱アルカリ性なのですが、経年劣化とともに徐々に中性化して行きます。そうするとひび割れから雨水が侵入すると内部のラス網が錆びて膨張したり切れたりして強度が落ちてしまい、最悪外壁が崩れたり落ちたりしてしまいます。特に亀の甲の様な形状のひび割れが有ると外壁が崩れ落ちてしまう事が有ります。過去に何度もその様な建物を見ています。
 特に外壁部分は地面から生えて来た蔦がかなり広く被い尽くしてしまい、外壁を砕いて内部まで侵入しており、一部は撤去されたものの、その際に外壁の塗装膜まで一緒に剥がれ落ちていました。蔦は屋根の上裏や樋にまで絡んでいました。ここは1.2日掛けて蔦の撤去から始めなければなりません。
 外壁の窓周りや換気口周り等も元々のシーリングが甘く、雨水の侵入が懸念されますのでオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントでシーリングを行います。シーリングというのは竣工時にはもちろん、経年劣化や建物が歪んだ時にできる隙間や穴、ひび割れ等が生じて雨水が侵入し易い箇所をコーキング等で埋めて塞ぐ事です。
 外壁の北側は日当たりの影響かかなり苔も生えていました。これも外壁を痛めてしまう一因になりますので注意が必要です。破風・鼻隠と軒天や外壁は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップ/NDー503 白に近いクリーム色で塗りかえます。
 シャッターボックスや水切等の鉄部も経年劣化で色褪せていました。幸い錆の発生は見られませんでした。この部分はエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン/サッシの近似色で塗りかえます。
 バルコニーは隅々まで踏んでみましたが基材のFRP(繊維強化プラスチック)防水層には問題は有りませんでした。ただトップコートは若干ひび割れが見られました。FRPは湿気や光に弱いのでこれを守るために表面にトップコートが塗られています。
 一旦ひび割れてしまうと、塗りかえてもひび割れが発生し易くなってしまいます。ここは東日本塗料株式会社のAUコート/フォックスグレーで塗りかえます。これは防塵塗料なので一般的なトップコートよりも丈夫で長持ちします。
 樋も変色やジョイント部分に隙間が有り雨水が流れ出た痕が見られました。材質そのものも脆くなって来ていました。これは加水分解によるものです。加水分解と言うのは水と反応して分解を起こしてしまう事で、空気中の窒素、紫外線、微生物、空気に含まれる水分等で起きてしまいます。ここもクリーンマイルドシリコン/白色に近いライトグレーで塗りかえます。
 暫くご不便をお掛けしますがどうぞ宜しくお願いします。