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2025/4/18 (金)
さいたま市緑区のHA様邸で屋根塗装や外壁塗装は順調

さいたま市緑区のHA様邸で屋根塗装や外壁塗装は順調に進捗    さいたま市緑区のHA様邸で屋根塗装や外壁塗装は順調に進捗

 

 さいたま市緑区のHA様邸で屋根塗装や外壁塗装は順調に進捗しています。4月9日に高圧洗浄を行いました。高圧洗浄はクリーニングとは違い、きれいにすると言うよりもコケや痛んだ基材や塗膜、汚れを高圧の水で剥し落とす事が目的です。しっかりとコケや不良部分を剥離しないと、新しく塗装しても傷んだ部分と一緒に剥がれ易くなるからです。洗浄できれいに出来なかった所の内、塗装に影響が有る箇所は塗装前に丁寧にブラシやウエスで汚れを落とします。
 その後はシーリングを行うため数日間乾燥させました。シーリングというのは竣工時にはもちろん、経年劣化や建物が歪んだ時にできる隙間や穴、ひび割れ等が生じて雨水が侵入し易い箇所をコーキング等で埋めて塞ぐ事です。
 大屋根(2階の屋根)、下屋根(1階の屋根)共に釘浮き補修とコーキングによる頭留を行い、屋根棟板金はジョイントの隙間のシーリングが完了しました。これ等の部分は雨水が進入し易い箇所です。
 下屋根はケラバとスレート瓦の取合に隙間が有りましたのでこの部分もシーリングを行いました。ケラバと言うのは切妻屋根の端で斜めに降りる部分の事です。これがスレート瓦を包んでいないため普通の雨なら板金の雨押で何とか雨を下に流せるのですが大雨の時にはオーバーフローするためどんどんアスファルトルーフィングの方へ流れてしまいます。
 アスファルトルーフィングというのは紙にアスファルトを染み込ませ雨もりを防ぐための物で防水紙や防水シート等とも言われています。屋根瓦の下に敷き屋根瓦が欠けたり強風で雨水が屋根瓦の隙間から下に落ちてもその下の野地板(屋根瓦を乗せるための板)に雨が染み込む事を防ぎます。
 ただ一般的な住宅で使用されている物は寿命が7~8年の物が多く、経年劣化でアスファルトが蒸発してしまい、ただの新聞紙の様になってしまいます。こうなると侵入した雨水はその下の野地板に染みて腐れの原因になります。この部分もシーリングを行ったのでご安心下さい。
 破風・鼻隠のジョイントにも隙間が発生していたのでこちらもシーリングを行いました。使用したのはオート化学工業株式会社のオートンイクシードです。オートンイクシードは新たに開発された特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することにより国内でもトップクラスの耐久性、耐候性の「超寿命シーリング材」です。
 オートンイクシードは乾燥に時間が掛かるため、十分な乾燥時間を取りながら作業を進めています。
 外壁には多数のクラック(ひび割れ)が見られました。大きなひび割れはコーキングを刷り込んで補修しました。ヘアクラック(細いひび割れ)はUVプロテクトクリヤーを何層か染み込ませて補修します。
※ 4月9日から昨日17日までの作業内容をまとめました。