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2025/9/7 (日)
さいたま市大宮区、SA様邸の屋根塗装と外壁塗装

さいたま市大宮区、SA様邸の屋根塗装と外壁塗装    さいたま市大宮区、SA様邸の屋根塗装と外壁塗装

 

 さいたま市大宮区、SA様邸の屋根塗装と外壁塗装は順調に進捗しています。着工の翌日には高圧洗浄が完了しました。

高圧洗浄

 高圧洗浄はクリーニングとは違い、きれいにすると言うよりもコケや痛んだ基材や塗膜、汚れを高圧の水で剥し落とす事が目的です。しっかりとコケや不良部分を剥離しないと、新しく塗装しても傷んだ部分と一緒に剥がれ易くなるからです。洗浄できれいに出来なかった所の内、塗装に影響が有る箇所は塗装前にブラシで汚れを落とします。

養生

 外壁塗装のための養生も完了しました。養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。せっかく貼っても塗装後に剥がしてしまうので無駄な作業の様にも、また簡単な様にも見えますが、非常に重要な工程です。しっかりと留めないと塗料が染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事にも丁寧に行っているからです。

屋根塗装

 屋根はシーラーで下塗が完了しました。シーラー傷んだ箇所に良く染み込んで補強をし、微細なひび割れも塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
 屋根瓦はスレート製なので、クラック(ひび割れ)が発生していました。これらはコーキングで接着して補修しました。
 クラックの補修をせずに塗装してしまう塗装業者は多いのですが、シーベースでは必ず行います。台風等で強風に煽られている内にひび割れが進んで、飛ばされてしまう危険が有るからです。
 屋根の棟板金を留める釘ですが、何か所も釘浮きが見られました。ハンマーで打ち込み、コーキングで釘頭を接着しました。こうしておけば二度と釘が浮いて来る事は有りません。
 屋根の棟板金のジョイントの隙間もシーリングを行いました。この部分からは意外と雨水が侵入し易く、内部の貫板(厚さ12mm位の杉板)を腐らせたり、屋根本体へと流れてしまいます。
 屋根瓦の下にはアスファルトルーフィング(防水紙)が敷かれています。紙にアスファルトを染み込ませ雨もりを防ぐための物で防水紙や防水シート等とも言われています。
 屋根瓦の下に敷き屋根瓦が欠けたり強風で雨水が屋根瓦の隙間から下に落ちてもその下の野地板(屋根瓦を乗せるための板)に雨が染み込む事を防ぎます。
 ただ一般的な住宅等で使用されている物は寿命が7~8年の物が多く、経年劣化でアスファルトが蒸発してしまい、ただの新聞紙の様になってしまいます。こうなると侵入した雨水はその下の野地板に染みて腐れの原因になります。
 これ等の補修後にエスケー化研株式会社の遮熱塗料、クールタイトシリコンで中塗まで進捗しました。

破風・鼻隠

 破風・鼻隠板のジョイント部分には隙間がありました。このままではジョイント部分から雨水が染み込み脆く変質させたり破風・鼻隠板を湿気で変形させたりします。ここはシーリングを行いました。

軒天

 軒天にはスチール製の換気口が設置されていました。目荒らしをして錆止塗装を行い、軒天全体は日本ペイント株式会社のケンエースGⅡで中塗が途中まで進捗しました。
 目荒らしというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
 表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
 逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程を丁寧にきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。

外壁塗装

 外壁はモルタル部分とサイディング部分の2種類有ります。ジョイントの金属見切板金は目荒らしして錆止塗装を行いました。
 外壁塗装はシーラーで下塗が途中まで進捗しました。朝は多少涼しげな風も吹く様になりましたが、まだまだ真夏の暑さが続いています。熱中症対策を行いながら慎重に作業を進めています。
※ 9月3日から昨日6日までの作業内容をまとめました。