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さいたま市大宮区、SA様邸で外壁塗装は上塗やコーキングの打替が完了しました。
外壁塗装は残っていたモルタル部分と外構を日本ペイント株式会社のパーフェクトトップ/ND-375 グレーがかった茶系ベージュで上塗が完了しました。サイディング部分のND-370白色とコントラストがとてもきれいです。
外壁塗装用の養生も解体されましたので窓の開閉も可能になり風通しも良くなったと思います。
以下の要領で行いました。
1.撤去
古いコーキングにカッターで切れ込みを入れ、ペンチ等で剥がします。剥し残しの無い様に注意します。
2.清掃
埃や剥し残しが有ると接着不良を起こします。汚れや古いコーキングの残りを徹底的に落とします。
3.養生
プライマーやコーキング材で外壁を汚さぬ様に充填する両サイドにテープを貼って養生します。
4.プライマー
コーキング材とサイディング材の接着を良くする様にプライマー(接着剤)を塗ります。
5.ボンドブレーカー
コーキングが長持ちする様に、ボンドブレーカーを貼ります。ボンドブレーカーは薄いテープでコーキングを弾く(接着しない)性質が有ります。これでコーキング材がこの部分に接着する事を防ぎ、外壁サイディングのみを接着させる事で地震等、家が歪んだ際に柔らかいコーキングが動ける範囲を広くしてやります。その結果亀裂や剥離を防ぎ結果的に長持ちするのです。
外壁が厚く溝が深い場合はバックアップ材を入れます。バックアップ材はコーキングを弾くので、この場合はボンドブレーカーを入れません。
6.充填
コーキング材を充填します。ゆっくり滑らかに、均一な量を打って行きます。
7.均し
ヘラで表面をきれいに均し、余分なコーキング材を取り除きます。
8.養生撤去
テープを剥がして完了です。
使用したのは、オート化学工業株式会社のオートンイクシードです。オートンイクシードは新たに開発された特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することにより国内でもトップクラスの耐久性、耐候性の「超寿命シーリング材」で評判の良い製品です。
それぞれ外壁の色に合わせて打ち替えたので目立たず自然な雰囲気に仕上がりました。
樋は、屋根部分の横樋と外壁部分は夫々の色に合わせてエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで塗りかえました。
シャッターボックスと水切はサッシの色に合わせてクリーンマイルドシリコンで塗りかえました。
どちらも輝きを取り戻しました。
外壁塗装やコーキングのため歩行するので塗装出来なかった下屋根も、クールタイトシリコン/CLR-170 マウンテングレーで上塗が完了しました。
ベランダのFRP(繊維強化プラスチック)防水床は研磨してアセトンで拭き取りFRP用プライマーを塗布して東日本塗料株式会社のAUコート/フォックスグレーで塗りかえました。
これは防塵塗料なので一般的なトップコートよりも丈夫で長持ちします。ここも輝きを取り戻しベランダ内も明るくなりました。
エアコンホーステープの上巻も完了しました。もう残りはあと僅かで、明後日には塗装工程が完了の見込みです。
※ 9月10日から本日14日までの作業内容をまとめました。