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さいたま市岩槻区、Y様のAアパートで外壁塗装やシャッターBOX・換気フードのケレン・塗装が完了し、外壁塗装は途中までの進捗です。このところ気温が下がり、段々と作業しやすい時期になってきました。
外壁塗装は北面でシーラーの下塗が完了しました。シーラーは傷んだ箇所に良く染み込んで補強をし、微細なひび割れも塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
そして中塗と上塗にはエスケー化研株式会社のセラミシリコンのKN-70グレーで塗装しました。施工前とは若干色調が異なりますが輝いて、とてもきれいです。
バルコニー面のシャッターBOXはまずナイロンタワシで目荒らしを行い、クリーンマイルドシリコンのサッシ近似色で塗装しました。
目荒らしというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程を丁寧にきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。
換気フードも同様に目荒らしを行ってからクリーンマイルドシリコンの現状色で塗装しました。
取り外されていたエアコンのスリムダクトの復旧を行い、エアコンホーステープの上巻も完了しました。
バルコニー面の外壁塗装は一部お客様のご都合で作業できない箇所がありましたが、こちらは後日、駄目拾い・シンナー拭きを行い完了となります。
駄目拾いというのは塗装のカスレや塗料のはみ出し・飛び散り箇所の補修・手直しのことです。
西面・東面は横樋・鼻隠の目荒らしをしてからクリーンマイルドシリコンの黒色で塗装しました。
かなり工事は進んで来ました。来週には完工の見込みです。
※ 9月18日から21日までの作業内容をまとめました。