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先日25年ぶりに、さいたま市北区、S銀行でバッタリ出会ったTさんから相談を受けた、さいたま市北区のU社様の雨もりを見に行きました。
Tさんは私が昔通っていたテニスクラブの社長で、テニスコート、フットサルグランド、倉庫等色々と事業をしている様です。
今回相談を受けたのは、さいたま市北区のU社様へ貸している物流センターで、その屋根からの雨もりです事。
現場に行ってみると、屋根も外壁もきれいな状態で、塗装工事が済んでいる事は分かりました。行ってみて原因が直ぐ解りました。
まず第1に水上(みずかみ/屋根の高い方)に付ける、止面土が、水下(みずしも/屋根の低い方)についていました。これは雪止めのために付けたものと思われますが、雪が降るとここで雪がせき止められてしまうため、溶けた時に折板屋根の重なり部分から雨水が侵入してしまうのです。
これを解決するには2つの方法が有ります。一つはカバー工法で今の屋根の上にもう一層屋根を載せる事です。これならば確実なのですが、この物流センターの屋根の大きさだと約600万円程度掛かるのであまり現実的ではありません。二つ目は、水下(みずしも/屋根の低い方)に付けられた止面土を撤去する事です。そうすればオーバーフローしにくくなり雨漏りが改善されます。ただし、雪の落下が防げないので、落下点に落ちても安全なスペースが必要になります。
第2にパラペットと屋根との取合部分に雨押が有るのですが、この有効幅が足りているかです。今日は梯子を持ってTさんと現場に来たのですが、思いの外高さが有るので、後日屋根に上り、最終的な改善方法を決定します。