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昨年2月に外壁塗装の見積依頼を頂いた、さいたま市北区のT様から、ご相談の電話を頂きました。T様のお住まいは築12年で外壁のコーキングがかなり痛んでいました。
4社に見積を依頼し、一番安かった塗装業者に依頼されたとの事。残念ながらシーベースより大分、低価格だったそうです。
その際、私は劣化が激しいコーキングは打替なければならない事を強く強調したのですが、その安かった塗装業者は、打替る必要は無い、打増で大丈夫だと断言したため、低価格に惑わされ、その業者に依頼してしまったそうです。
※ 打替/古いコーキングを剥がして、新規にコーキングを充填する事。
※ 打増/古いコーキングをそのまま残して、その上からコーキングを充填する事。
どうして私の説明に耳をかさなかったのか残念でなりません。塗装工事後、僅か1年半で外壁とコーキングの間に隙間が開いてきてしまったそうです。その業者にクレームを言ったところ、地震等の家の歪みで剥がれたから責任は無い、打替るなら35万円出して欲しいと言われ、いくら苦情を言っても返事は変わらないそうです。
どうしたら良いかとのご相談です。そのままでは雨水が侵入してしまいます。やはり打替なければならないでしょう。費用は足場代が約14万円、コーキングの打替費用が約21万円位掛かるので、結局合計35万程度は掛かってしまいます。
これからサイディング外壁塗装をご検討の皆様は、くれぐれも古いコーキングは打替をする様にお勧めします。