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さいたま市西区、G社様より、管理している賃貸住宅で雨漏りの現状調査依頼を頂きました。有難うございました。
この物件は少し前にシーベースで屋根塗装、外壁塗装、雨漏り補修をしたお住まいなので、責任を感じてしまいました。
早速伺った所、室内はかび臭く、畳もカビだらけになっていました。押入れの中もカビが生えていて大変な状態でした。
室内を見回したところ、天井や壁には雨の染み出た痕が見当たりません。一体何処から、雨もりをしているのだろう・・・と、屋根や外壁等、色々な箇所を想定して見ました。
前回の工事では雨漏りの原因となっていた、飾り板と外壁の隙間や、破風の隙間、外壁に出来た穴等、殆ど見落とし無く補修していました。謎は深まるばかりです。
ふと、気になって床の点検口を開けたところ、原因が判明しました。開けた途端酷いカビ臭さで、土が塗れていました。基礎が布基礎(底面が土になっている基礎)なのですが、手で触ってみるとしっかりと濡れています。相当な湿気です。
地面から床までの高さも少なく、この建物を建てたのは、テレビでタレントを使ったコマーシャルを良く見かけるA社です。過去何棟か補修しましたが、A社の物件はトラブルだらけで、問題のある会社だと思います。もっときちんとした家を建てて欲しいものです。
隣が川になっているので元々湿気が多い土地なのでしょう。お隣へ行って伺ってみると、やはりこちらも当初湿気が酷く、床下換気扇を5台も入れて、湿気が無くなったとの事です。
何れにせよ床下換気扇か 調湿材の敷設が必要だと思います。ちなみにシーベースでは床下に「もっくん」という炭の 調湿材をお勧めしています。