さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市浦和区のT様へ屋根塗装と外壁塗装、ベランダ防水トップコートの見積説明に伺いました。
　お住まいの状況を的確に把握され、ハウスメーカーや塗装業者ともお話をしているとの事で的確なご質問が沢山出て来ました。
　先日現状調査の時に撮った写真を元に問題点と補修方法、どの様な塗料を使用するのか等、詳しく説明しました。
　屋根はスレート瓦で塗膜が弱っており北側はコケが生えていました。棟板金の釘が上下に大きくずれている事が気になりました。
　塗料はさいたま市の補助金対象になっているエスケー化研株式会社のクールタイトシリコンで見積もりました。
　破風・鼻隠には板金が巻かれているので溶剤系のシリコン塗料で塗りかえます。軒天は透湿塗料で塗装します。
　外壁はモルタルです。部分的に小さな穴が空いていましたが何故なのか原因は分かりません。軽く手で触れると外壁の表面が砂の様にボロボロと剥離してしまいます。塗膜もかなり劣化して変色も見られます。
　使用塗料はエスケー化研株式会社の弾性セラミシリコンとベルアートシリコン、日本ペイント株式会社のパーフェクトトップとアイカ工業株式会社のジョリパットをお勧めしました。其々一長一短が有るため塗料の性質について詳しくお話ししました。
　面倒なのは木部です。かなり拘った造りで棟木も垂木も母屋も、廻縁もベランダの手摺もかなりな部分に木材を使用しています。部分的に反りが発生し、変色や雨染み痕も見受けられ、ウッドデッキは一部に腐れが発生していました。
　木で怖いのは腐食です。出来れば築後３～４年で防腐塗装が理想的で、その後も４～５年で防腐塗装を行えば腐りにくいのでが費用的には難しいものが有ります。使用塗料はキシラデコールで見積もりました。
　ベランダ防水は基材がFRP(繊維強化プラスチック)でした。表面のトップコートの塗膜が劣化して剥離しているだけなので、今回はトップコートを行えば十分です。
　何社か塗装業者から見積をお取りと伺いました。良くご検討頂き良い業者をお選び頂きたいと思います。また、成功する塗装工事の秘訣も弊社のホームページには詳しく記載されいてるのでご覧頂ければと思います。