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さいたま市大宮区のI様と屋根塗装、外壁塗装、ベランダ防水トップコートとコーキング打替の契約を結びました。大変有難うございました。静かな住宅地で築9年のお住まいです。内容は以下の通りです。
スレート瓦屋根板金の釘浮補修後にエスケー化研株式会社のクールタイトシリコン(遮熱塗料)で塗りかえます。遮熱塗料なので太陽光の反射率が高く、夏は若干涼しくなり、冷房費の節約にもなります。
また、この塗料は地球温暖化対策と言う名目で、さいたま市の補助金対象の塗料なのでお客様のご負担も僅かですが減ります。
市の予算には限りが有り、また3月15日迄に完工書類の提出が必要なため着工は2月の上旬になりました。さいたま市への申請は先着順なので直ぐにでも受け付けした方が良いと思います。
破風・鼻隠はセメント板なのでエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンを、軒天はケイ酸カルシウム板なので透湿性の高い日本ペイント株式会社のケンエースで塗りかえます。
外壁は窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で僅かに反りやひび割れが有りました。エスケー化研株式会社のセラミシリコンでツートンカラーに塗りかえます。
コーキングはほぼ全滅状態でかなり雨水の侵入が有ります。オート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで打替ます。
お客様にはハウスメーカーに対しコーキングに関わる費用の負担をお願いする様にお勧めしました。
僅か9年でコーキングがほぼ全滅状態で剥離と隙間だらけで、かなり雨水が入っています。こうなると内部の木材が腐ってしまいます。質の良くないコーキングを使用し充填量も少ないため痩せて内部が露出していました。しかも横張用サイディングを縦に使用しているため上下のジョイントをコーキングでごまかしています。本来は縦張り用サイディング材を使用するか、上下のジョイントには水切が必要です。明らかに施工不良で、かなりまずい状態です。ハウスメーカーにコーキングに関わる費用の負担をお願いするのは当然です。
ベランダはFRP(繊維強化プラスチック)防水で、基材は問題無く、トップコートのみ劣化していました。