さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市西区のM様に屋根塗装と外壁塗装、ベランダ防水トップコートとコーキング打替の見積説明を行いました。熱心にお聞き下さり大変有難うございました。
　静かな環境の良い住宅地で築10年のお住まいです。何処が問題なのか先日撮影した写真をご覧頂きながらどの様に対処するのかを詳しくご説明しました。
　屋根はスレート瓦で屋根板金の釘浮補修後にエスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコンをお勧めしました。これは遮熱塗料で地球温暖化対策に、さいたま市の補助金が支給される製品です。
　遮熱塗装というのは、太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい塗料です。僅かですが室温を下げてくれますので真夏には良いと思います。
　破風・鼻隠やモールはジョイントに隙間が開いているのでしっかりシーリングを行い、塗料は樋や鉄部を含めてエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンをお勧めしました。
　軒天は呼吸する材質なので日本ペイント株式会社のケンエースをお勧めしました。これは透湿性に優れた塗料です。
　外壁は窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で、コーキングは殆ど全ての箇所が劣化して剥離したりひび割れたりしてそこから雨水が侵入しています。
　外壁は意匠性の物と塗りつぶしの部分に分かれます。意匠性の部分は日本ペイント株式会社のUVプロテクトクリア(透明な塗料)で現状デザインを生かし、塗潰しの部分は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップかエスケー化研株式会社のセラミシリコンをお勧めしました。
　ベランダはFRP(繊維強化プラスチック)防水で、トップコートのみ痛みが見えましたのでトップコートの塗り替えをお勧めしました。
　コーキングはかなり劣化が進み剥離と隙間があちこちに見られました。雨水が入っている箇所も有りました。こうなると内部の木材が腐ってしまう危険が有ります。
　オート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで打替をお勧めしました。