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上尾市のI様邸で外壁と塀の塗装が完了し、破風・鼻隠と樋は中塗まで進捗しました。本日は日曜日なので本来お休みなのですが先週雨が続いてしまったため出勤させて頂きました。
外壁と塀の塗装はエスケー化研株式会社のタイルセラクリーンを使用します。この塗料はタイル目地に浸透し防水効果を発揮します。
この塗料で気を付けねばならない事は中塗と上塗のタイミングです。約2時間程度の内に重ね塗りをしないと防水効果が低減してしまいます。これに注意しながら施工しました。
破風・鼻隠と樋は目荒らしを行いエスケー化研株式会社の溶剤系塗料クリーンマイルドシリコンで塗装しました。
目荒らしというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り、微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちするのです。
窓廻りの養生も撤去出来ました。これで風通しも良くなります。