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さいたま市緑区、H様邸で屋根補修とひび割れ補修を行いました。昨日、屋根板金の釘浮を打ち込み、本日はコーキングで頭留が完了しました。
また、屋根板金の各所に隙間が有ったため雨もりしない様にコーキングで塞ぎました。
スレートの屋根瓦も3枚欠損が有りました。そのままだとやはり雨もりが発生しますので、大きなスレート瓦を、丁度良いサイズにカットして差し込み、固定して補修しました。
スレート瓦屋根にはひび割れが多数有りました。そのままにすると瓦が割れて落ちて来ますのでひびをコーキングで接着して補修しました。
破風・鼻隠や、モールのジョイント部分は殆ど隙間が発生し雨水が侵入していましたので、この隙間もコーキングで補修し、目荒らしを行いエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで塗装が完了しました。横樋も同様に目荒らしと塗装が完了しました。
目荒らしというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り、微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちするのです。