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H様へ屋根塗装と外壁塗装、ベランダ防水トップコートとコーキング打替の見積説明に伺いました。H様は今年5月に塗装工事をさせて頂いた、さいたま市西区のH様の弟さんです。熱心にお聞き下り大変有難うございました。
3階建てで約築10年の凝った造りの洒落たお住まいです。しっかり建てられているのでとても良好な状態でした。
屋根はガルバリウム製で殆ど問題無く、今回は塗装の必要は無いと思われますが、念の為にエスケー化研株式会社の遮熱塗料クールタイトシリコンや日進産業株式会社の断熱塗料ガイナで塗装した場合の金額もご提示しました。メリットは太陽光の反射や断熱効果で夏は室温を下げれらる事です。
破風・鼻隠も隙間は殆ど無く雨水の侵入も見られませんでした。この部分はエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンをお勧めしました。
軒天にも雨もりの染み等は無く良好な状態でした。この部分は内部の湿気を逃がすためにケイ酸カルシウム板を使用しているので透湿性の高い日本ペイント株式会社のケンエースをお勧めしました。
外壁は2種類の窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)とベランダ部分はモルタルにジョリパット仕上げという珍しい組み合わせでした。
サイディングは白と黒の組み合わせでシックな雰囲気です。やや黒色が日に焼けて白茶けている以外はとても良好でした。
外壁は現状の艶消し感が有るアイカ工業株式会社のジョリパットフレッシュと艶の有る日本ペイント株式会社のパーフェクトトップをお勧めしました。
コーキングは劣化して硬化して来ているものの僅かに隙間が有る程度で全体的には良い状態です。しかし寿命に近いのでオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントでの打替(古いコーキングを撤去して新しい物を充填する方法)をお勧めしました。
ベランダはFRP(繊維強化プラスチック)防水で、基材は問題無く、トップコートは接着が悪く剥離箇所が何箇所か有りました。トップコートのみ塗り替えをお勧めしました。
いつ頃なさるか、屋根の塗装を行うか否か等、じっくりお考え頂きたいと思います。