最新の投稿
さいたま市北区、I様邸で養生や屋根板金釘浮補修と屋根塗装を行いました。30日に高圧洗浄を行ったのですが、充分に乾かすために3日間乾燥させました。乾燥が甘いと塗料の接着も弱くなり結果的に長持ちしなくなるからです。
養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。簡単な様に見えますが、非常に重要な工程です。しっかりと留めないとペンキが染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事にも丁寧に行っているからです。窓廻り等もビニールで塞いでしまうため、暫く風通しも悪くなり鬱陶しくなりますがご勘弁下さい。
屋根は棟や降り棟の板金の釘が浮いていました。そのままにしておくと雨水が釘を伝って板金内側の貫板に染み込み腐らせます。釘はハンマーで打ち込みました。
屋根瓦は厚型スレート製です。大屋根(2階の屋根)はシーラーで下塗が完了しました。シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
それにしても毎日酷暑が続きます。屋根の上は特に暑く、板金は時間帯によって、うっかり触るとやけどをしそうな位の熱さです。
職人さん達には本当に頭が下がります。十分な水分と休息を取りながら体に気を付けて作業を進めて貰いたいと思います。