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さいたま市見沼区、M様邸で屋根の補修と塗装、外壁塗装前のシーリングを行いました。
屋根はまずシーラーで下塗を行いました。シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
続いて屋根板金の釘浮補修・頭留を行いました。屋根板金は釘で留められているのですが強風やお住まいの揺れや歪みで徐々に釘が浮いて来ます。釘浮を放置すると雨水が釘を伝って板金内部の貫板に染み込み木を腐らせてしまいます。ハンマーで打込み、コーキングで釘頭を留めてやります。こうするともう簡単には釘が浮いて来ません。
屋根のスレート瓦にはひび割れが発生していました。これも同様の原理で起こります。ひび割れを放置すると増々進行し、そこから割れて落下してしまう事も有るので傷が浅いうちにコーキングでヒビを埋めて接着します。
中塗はエスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコンCLR103番 ココナツブラウンで行いました。色彩もこちらのお住まいにぴったりのイメージです。これは遮熱塗料なので地球温暖化対策としてさいたま市から補助金が受けられます。
遮熱塗料は太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれます。温暖化の影響で年々暑さが増しているので真夏には良いと思います。
外壁塗装前に雨水の侵入防止のためにサッシ廻りや入隅部分のシーリングを行いました。シーリング材はオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラーントを使用しました。
その他、軒天は日本ペイント株式会社のケンエースで艶消しの白色で塗り替えが完了しました。真白く塗りかえられてお住まい全体がとても明るく感じます。
※ 10月7日~10日までの内容をまとめました。