さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市中央区、S様邸で外壁塗装の前の下処理を行いました。単色にする外壁ではサッシ廻りや入隅のコーキングが完了しました。入隅はコーキングの充填量が少ないので温度変化を受けにくい事と、物理的に既存コーキングが剥がせないため打増します。場合により隙間が大きく撤去可能な場合は打替ます。
　この場合は外壁塗装前でも後でも問題有りません。大半の塗装業者は外壁縦目地もコーキングを打ってから外壁塗装を行うのですが、シーベースでは外壁の縦目地コーキングは、外壁塗装後に打替ます。
　何故かと言うと外壁塗料とコーキング材では熱による膨張収縮率が全く違うためです。夏の暑さや冬の寒さでコーキングは膨張したり収縮したりします。ところが外壁塗装の塗膜はコーキングと比べると極ごく僅かしか伸びたり縮んだりしません。そうなると塗膜が破れる事が有るからです。シーベースの塗装工事が美しいだけでなく長持ちするのはこの様な点にも拘りが有るからです。
　破風・鼻隠の隙間もコーキングで埋めて補修が完了しました。剥落していた破風板も下地の木部を削り、念のために接着剤を着け、ビス留をして補修が完了しました
　モールの上部からは雨が入り込み易いためシーリングを行いました。モールも窯業系の板なので雨を吸って乾いてを繰り返すと、元の粉に戻ってしまい塗装が出来なくなってしまいます。かなり荒れていましたがケレンしてシーラーで固めてから塗装します。
　外壁塗装用の養生は途中までの進捗です。
※　１０月２８日から３０日までの作業内容をまとめました。