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上尾市のO様邸で11月4日からはいよいよ最終工程に入り、屋根塗装と外壁塗装、防水とコーキングの工程が完了しました。
外壁はツートンカラーなのでコーキングも外壁色に合わせて2種類用意しました。コーキング打替えは次の要領で行いました。
コーキングの打替は以下工程で行いました。
1 撤去
古いコーキングにカッターで切れ込みを入れ、ペンチ等で剥がします。剥し残しの無い様に注意します。
2 清掃
埃や剥し残しが有ると接着不良を起こします。汚れや古いコーキングの残りを徹底的に落とします。
3.ボンドブレーカー
コーキングが長持ちする様に、ボンドブレーカーを貼ります。ボンドブレーカーは薄いテープです。コーキングを弾く(接着しない)性質が有ります。これでコーキング材が内部に引っ張られる事を防ぎ、外壁サイディングのみ接着させる事で地震等、家が歪んだ際に柔らかいコーキングが動ける範囲を広くしてやります。その結果亀裂や剥離を防ぎ結果的に長持ちするのです。
外壁が厚く溝が深い場合はバックアップ材を入れます。バックアップ材はコーキングを弾くので、この場合はボンドブレーカーを入れません。
4.養生
プライマーやコーキング材で外壁を汚さぬ様にテープを貼って養生します。
5.プライマー
コーキング材とサイディング材の接着を良くする様にプライマー(接着剤)を塗ります。
6.充填
コーキング材を充填します。ゆっくり滑らかに、均一な量を打って行きます。
7.均し
ヘラで表面をきれいに均し、余分なコーキング材を取り除きます。
8.養生撤去
テープを剥がします。
使用したコーキング材はオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントです。品質もよく、色数が揃っているので、外壁にぴったりの仕上がりになりました。
また、ベランダ床FRP(繊維強化プラスチック)防水部分は表面をケレンして不良塗膜を落とし、プライマー塗布、トップコートが完了しました。ライトグレーに塗り替えられベランダ内が明るく輝いています。
その他、シャッターボックスや水切もケレン、中塗と上塗が完了しました。この部分はエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで塗り替え、きれいに輝きを取り戻しました。
いよいよ明後日9日には足場の解体です。とても楽しみです。
※ 11月4日から本日7日までの作業内容をまとめました。