さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市大宮区、O様邸で、養生や屋根塗装と瓦のひび割れ補修、破風・鼻隠の隙間補修を行いました。
　養生というのは塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。簡単な様に見えますが、非常に重要な工程です。しっかりと留めないとペンキが染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事にも丁寧に行っているからです。途中まで進捗しました。未だ外壁には着手できないので風通しが悪くならぬ様に直前に行います。
　屋根鈑金には釘浮が発生していました。屋根の棟や下り棟の板金は中に厚さ12㎜位の貫板(木材)が入っており、それを板金でカバーして釘で留めています。釘が浮いてしまうと雨が伝って内部の貫板が腐ります。しっかり釘を打込み再び浮いてこない様にコーキングで頭留を行いました。
　大屋根(一番上の屋根)と下屋根(一番下の屋根)はシーラーで下塗が完了しました。シーラーは、塗料が基材に染み込み極く細いひび割れを埋めたり補強の働きと、その上に塗る塗料の接着を良くするために行います。大きなひび割れはコーキングで接着して補修が完了しました。
　その後大屋根、下屋根共にエスケー化研株式会社のクールタイトシリコンで中塗が完了し大屋根は上塗が完了しました。
　この塗料は遮熱塗料(太陽光の反射率が高い塗料)なので夏は僅かですが涼しくなります。またこれは、さいたま市の地球温暖化対策として補助金が支給され、僅かですがお客様のご負担も減る製品です。白茶けていた屋根が黒光りする重厚感の有る屋根へと生まれ変わりました。
　破風・鼻隠には大分隙間が発生して雨水の侵入痕が見られました。これ等の部分はオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで埋めて補修が完了しました。
　本日は補修材の乾燥のためお休みします。また明日から宜しくお願いします。
※ ３月２４日、２５日の作業内容をまとめました。