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2020/6/11 (木)
さいたま市北区のS様より屋上防水と外壁塗装の見積依

さいたま市北区のS様より屋上防水と外壁塗装の見積依頼    さいたま市北区のS様より屋上防水と外壁塗装の見積依頼

 

 さいたま市北区のS様より屋上防水と外壁塗装の見積ご依頼を頂きました。早速現状調査に伺いました。同じ町内で自転車で5.6分の所でした。
 築30年にも拘らず初めてのリフォームとの事で、あちこちから雨もりが酷いとの事でした。
 まず屋上から拝見しました。アスファルト防水に保護にシンダーコンクリートが打って有りました。軽く叩いてみるとシンダーコンクリートは薄く伸縮目地も無いため、あちらこちらがひび割れだらけでした。
 30年も経つといくらシンダーコンクリートの保護が有っても熱でアスファルトは劣化し、防水機能はかなり低下していると思います。
 次にルーフバルコニーやベランダを拝見しましたが同様に劣化が激しく、どこからでも雨もりしそうな状態でした。また心配なのは防水床の立ち上がりが見られなかった事です。
 外壁はALCで表面のみタイル張りになっていました。こちらも劣化が進みひび割れやチョーキングを起こして雨もりしやすい状態になっていました。
 ALC外壁は塗装膜が有ってはじめて雨水の侵入が防げます。軽石の様な素材なので塗装膜が無くなると雨水はどんどん内部へ侵入してしまいます。外壁のジョイント部分のコーキングも全滅で隙間やひび割れが起こり、ここからも雨水が侵入しています。
 チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言います。塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事をチョーキングと言います。タイル部分も叩いてみると軽い音がして接着に不安が有ります。
 庇からの雨もりも酷く、図面を確認すると庇の記載が有りませんでした。工事が進んでから後付けしたようなのですが殆ど勾配の無い下地にスレート葺になっており、これでは雨漏りしない方がおかしい構造でした。かなり補修は難しい案件ですが、とてもお困りのご様子ですので全力で改善するための見積をお作りしたいと思います。
 作成に約10日ほど頂きたいと思います。宜しくお願いします。