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さいたま市岩槻区のA様より屋根塗装と外壁塗装、コーキング打替やベランダ防水の見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。
A様はシーベースをインターネットで見つけられたとの事です。シーベースのホームページは2016年の夏頃から現在までグーグルやヤフー等の検索サイトで「さいたま市 塗装」や「さいたま市 外壁塗装」、「さいたま市 塗装業者」等というキーワードで検索すると絶えずトップページに表示されます。とても有難い事です。
うまくシーベースに辿り着かれたことはとてもラッキーだと思います。塗装業者の中にはかなりいい加減な工事をしてトラブルを起こしている業者も多いからです。
早速現状調査に伺いました。静かな環境の良い住宅地の中で築16年のお住まい、初めての塗装です。
お住まいをチェックしていると可愛らしいワンちゃんが寄って来ました。吠えもせず、とても人懐こいワンちゃんでした。
屋根はスレート瓦で板金のジョイント部分のコーキングがかなり痛み、雨水が侵入している模様でした。棟板金の釘も浮いていました。これを放置すると浮いた釘を雨水が伝って板金内部の貫板まで侵入し腐ってしまう事が有るので注意が必要です。スレート瓦の塗膜が劣化し撥水力が落ちているためコケやひび割れの発生も有りました。
困った事にケラバ(屋根の端で斜めに降りる部分)の板金が瓦を包んでいませんでした。水切は入っているもののこれでは大雨の時に雨水が奥まで染みてしまいます。瓦の下にはアスファルトルーフ(防水紙)が敷いて有りますがこれもせいぜい7年前後の寿命です。
瓦の重なり部分からカビの吹き出している箇所も有るため大分雨水が侵入しているらしい事が想像出来ます。内部の木材が雨水の湿気で腐ると起こる現象だからです。
また屋根の上裏部分もベニヤが傷んでいました。腐りやすい箇所なのでここも注意が必要です。
破風・鼻隠やモールのジョイントには隙間が有り、ここからも雨水が侵入していました。そのため軒天には湿気が透過しようとした染みが有りました。
外壁は模様のきれいな窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)と単色の2種類で構成されていました。チョーキングや反り、色あせがが発生していました。反りは固まっている場合は直す事は不可能です。
コーキングは充填量が少なく、ひび割れや穴開き、剥離が有り、ほぼ全滅状態でした。ここからも雨水は侵入します。雨水が侵入する事で当然内部の木部は腐り易くなりますから注意が必要です。
ベランダはFRP(繊維強化プラスチック)防水でした。基材には問題が有りませんでしたがトップコートは寿命が来ていました。
合わせてご実家も見積もって欲しいとのご依頼で、そのままご実家に向かい拝見させて頂きました。
こちらもスレート屋根ですが外壁はモルタル製でした。図面が無く判断は難しいのですが恐らく2カ所のベランダの防水は板金でされている様です。その上にフレームで囲われた塩化ビニールのデッキが乗っていました。これを撤去してウレタンかFRPの防水にして欲しいとのご希望でした。
見積作成に1週間から10日間程頂きたいと思います。宜しくお願いします。