さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市浦和区の２棟のK様邸で屋根塗装や外壁塗装の工程に入りました。７月２８日に高圧洗浄が完了しましたが、お庭や通路が広い地面で、長引いた梅雨の雨と高圧洗浄の水がかなり地面に染み込んでいたため湿気が抜けるまで待ちました。
　２棟とも屋根棟鈑金はジョイント部分に隙間が空いていました。この部分は板金が突き合わせになっているため雨が入り込みやすい箇所なのでシーリングを行い完了しました。
　釘浮や釘抜も多数発生していました。これを放置すると浮いた釘を雨水が伝って板金内部の貫板まで侵入し腐ってしまいます。また釘が抜けたままですと台風等の強風で板金が風に煽られて飛ばされてしまう危険が有ります。釘を打ち直し再び浮いて来ぬ様にコーキングで頭留を行い完了しました。
　瓦はスレートなので何か所かひび割れが発生していました。そのままですと風に煽られているうちに割れてしまいますのでコーキングで接着して補修しました。
　A棟はその後シーラーで大屋根(２階の屋根)の下塗が完了しました。また駐車場の鉄骨部分はケレン掛けを行い錆止塗装が完了しました。
ケレンというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り、古い劣化塗膜や錆を落とす作業の事です。丁寧にケレン掛けをすると仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられるだけでなく長持ちします。
　鉄骨階段はケレン掛けと錆止塗装が途中まで進捗しました。
　B棟は下屋根(１階の屋根)が瓦棒(トタンを縦葺きしたもの)なのでケレン掛けと錆止塗装が途中まで進捗し、変形していた横樋をカットして長さを整えて歪みを直しました。
８月３日の作業内容をまとめました。