さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市中央区のM様邸で外壁塗装と付帯部分の塗装が順調に進んでいます。１２日は日曜日なので本来お休みなのですが、今週雨マークの予報が多かったため、お客様と相談の上作業をさせて頂きました。
　外壁塗装は中塗前のダメ込みが完了し、アイカ工業株式会社のジョリパットフレッシュ　くちなし色で中塗が途中まで進捗しました。
くちなし色は日本の伝統色の1つで、私も大好きな色です。赤黄色でとても素敵な色彩です。個性的な色彩なのでこの色を外壁に使用される方は少ないのですが、屋根のフォレストグリーンとは相性が良く、仕上がりがとても楽しみです。
付帯部分は以下の所を行いました。
　屋根の上裏のケレンを行いエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコンで中塗が完了しました。ケレンというのはサンドペーパーやナイロンタワシで劣化した表面を擦る事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。錆落としの作業もケレンと言います。
　屋根の上裏は野地板(木下地)でベニヤ板を使用しています。長年風雨にさらされ、多少腐れも見え、表面はささくれ立っていました。このままでは更に腐ってしまうので傷んだ部分を除去して塗装し、雨水を弾く事で劣化を減らします。この部分は見えないため、ここまでやる業者は少ないのですが、お住まいの寿命に影響する所なので弊社では必ず行います。
　破風・鼻隠のジョイントには隙間が発生してここからも雨水が侵入していましたがオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで全て埋めたのでもう雨水の侵入の心配はご無用です。
　破風・鼻隠と横樋は目荒らしが終わりクリーンマイルドシリコンで現状色と同色の白に近いライトグレーで中塗も完了しました。目荒らしというのもケレンと似た作業です。紙やすりや固いナイロンタワシで表面を擦り、微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って劣化塗膜を除去します。表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
　本日は乾き待ちのため１日お休みしました。塗装工事は十分に乾燥させなければいけない工程が有ります。
※ ９月１２日から昨日１４日までの作業内容をまとめました。