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2020/12/24 (木)
さいたま市見沼区のN様邸で外壁のコーキング打替

さいたま市見沼区のN様邸で外壁のコーキング打替    さいたま市見沼区のN様邸で外壁のコーキング打替

 

 さいたま市見沼区のN様邸で外壁のコーキング打替を行っています。N様邸の外壁はS社のダインコンクリート製で厚みが有り凹凸が深いため非常に手間の掛かる作業です。
 通常窓周りなどは打増をするのですが、こちらのお住まいは取合の隙間が大きいため全て打替を行います。
 打増というのは物理的に古いコーキングを撤去出来ない場合に、その上からコーキングを打つ事で打替というのは古いコーキングを撤去して新しい物を充填する事です。
コーキングの打替は以下の様に行っています。
1.撤去
古いコーキングにカッターで切れ込みを入れ、ペンチ等で剥がします。剥し残しの無い様に注意します。
2.清掃
埃や剥し残しが有ると接着不良を起こします。汚れや古いコーキングの残りを徹底的に落とします。
3.養生
プライマーやコーキング材で外壁を汚さぬ様にテープを貼って養生します。
4.プライマー
コーキング材とサイディング材の接着を良くする様にプライマー(接着剤)を塗ります。
5.充填
コーキング材を充填します。ゆっくり滑らかに、均一な量を打って行きます。
6.均し
ヘラで表面をきれいに均し、余分なコーキング材を取り除きます。
7.養生撤去
テープを剥がします。
 通常、コーキングの充填前にコーキングが長持ちする様に、ボンドブレーカーを貼ります。ボンドブレーカーは薄いテープです。コーキングを弾く(接着しない)性質が有ります。これでコーキング材が内部に引っ張られる事を防ぎ、外壁のみ接着させる事で地震等、家が歪んだ際に柔らかいコーキングが動ける範囲を広くしてやります。その結果亀裂や剥離を防ぎ結果的に長持ちします。
 今回は外壁の溝が深く元々バックアップ材が入っているためこの工程は有りません。バックアップ材もコーキングを弾くのでボンドブレーカーと同じ働きをします。
 外壁塗装をコーキングの打替前に行っているため、古いコーキングを撤去する際に折角塗装した膜が僅かですが剥離しますので、その補修も必要ですので今回のコーキング打替は1週間程度掛かりそうです。
※ 12月21日から作日23日までの作業内容をまとめました。