さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市北区のT様邸で屋根塗装、外壁塗装、コーキング打替、ベランダ防水トップコートの工事がスタートし、昨日足場設置、本日は高圧洗浄と雪止め取付が完了しました。
　静かな新興住宅地の中に建つ築1０年のお住まいで初めての塗装工事です。主な工事内容は以下の通りです。
　屋根は平板スレートで塗膜は弱り撥水性が低下し、ひび割れやコケの発生も有りました。雪止めは標準設置量の1/4しか有りませんでした。
　板金の釘浮補修・頭留や瓦のひび補修、雪止めの増設をした後エスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコン　CLR-110黒色で塗り替えを行います。
　これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれます。この塗料は、さいたま市の地球温暖化対策として補助金が支給され、僅かですがお客様のご負担も減る製品です。
　雪止めはステンレス製のスレート瓦用の物を本日装着しました。これでお隣の駐車場や入口側への落雪はより防止しやすくなりました。
　破風・鼻隠は隙間補修後にエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン　白に近いライトグレーで塗り替えます。
　軒天はケイ酸カルシウム板で雨もり痕の黒ずみが処々に見られました。破風・鼻隠の隙間補修で雨水の侵入は無くなります。ここは日本ペイント株式会社のケンエースGⅡ　艶消し白色で塗り替えます。
　外壁は２種類の窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)を組み合わせていました。反りやひび割れも何箇所か見られました。
　ひび割れを補修し、アクセント部分のコーナーはアクセント部分の近似色パステル調薄茶に塗り替え、その他は模様を生かすために日本ペイント株式会社のUVプロテクトクリア　透明塗料で塗り替えます。
　外壁本体は立体感と美しさを出すために多重多色塗装を行います。多重多色塗装というのは下塗が1層、中塗が2層、上塗が1層(状況により2層)で行います。
　中塗と上塗の色を変える事により外壁の凹凸によって色彩が変わるため立体感が生まれます。手間は掛かりますが深みが出て美しく仕上がります。
ベース(目地と凹部)は同社のパーフェクトトップ　ND-370白色で、外壁本体コーナーと外壁本体の表面 (凸部)は同塗料のND-503白に近いクリーム色で塗り替えます。
　コーキングは劣化して固くなり剥離やひび割れが発生し雨水が侵入していました。こうなると内部の木部も腐る危険が有りますので、オート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントで打替を行います。
　ベランダFRP(繊維強化プラスチック)防水はトップコートがかなり傷んでいましたので東日本塗料株式会社の防塵塗料AUコート　ライトグレーで塗り替えます。
　樋はジョイントの接着が弱って雨が染み出て汚れていたためジョイントのシーリング後にクリーンマイルドシリコン　白に近いライトグレーで塗り替えます。
シャッターボックスはクリーンマイルドシリコン　サッシ同色で、水切は白に近いライトグレーに塗り替えます。
　暫くご不便をお掛けします。どうぞ宜しくお願いします。